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J-GLOBAL ID:201502276894093301   整理番号:15A0265933

中新世と漸新世の化石材:化学と形態

Fossil wood from the Miocene and Oligocene epoch: chemistry and morphology
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 9-14  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: H0446A  ISSN: 0749-1581  CODEN: MRCHEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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化石材は完新世以前に生育していた植物の二次木質部が自然に保存された遺物である。化石材は一般的には石炭化または石化した組織として,稀にはミイラ化した組織として保存されている。化石化のプロセスは非常に複雑で,同じ化石記録の中で材が異なる化石化の形で見つかる原因はまだ不明である。2007年に,ハンガリーのBuekkabrany露天掘り炭鉱で化石林が発見された。石化していない化石林は約700万年前(中新世)と推定される。そして,その樹木は直立した状態で発見された。材が軟質で水浸しの組織として保存されたので,この化石群集は非常に珍しい。当研究は,13C CPMAS NMRによりその化学を,光学・電子顕微鏡によりその形態を検討することにより,注目に値する化石材保存の過程を調べることを目的とした。比較のために,スイスのPorrentruy地方で2001年に発見された漸新統(30Myr)産の石化した樹幹,及び中新世の試料に対応する現生種の新鮮な材2試料も調べた。中新世化石の著しい保存状態は,石化または石炭化が寄与していないことが判明した。ミイラ化はBuekkabranyの幹の状態を説明することができる潜在的メカニズムである。しかし,この化石化のプロセスは良く研究されていないため,この仮説はさらに研究する必要がある。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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