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J-GLOBAL ID：201502276924063127   整理番号：15A0265911

石灰質土壌の土壌パラメータの反応性画分を用いた土壌特性と金属バイオアベイラビリティとの関係の向上

Improving the relationship between soil characteristics and metal bioavailability by using reactive fractions of soil parameters in calcareous soils

著者 (6件)： DE SANTIAGO-MARTIN Ana (Dep. of Soil Sci., Fac. of Pharmacy, Complutense Univ. of Madrid, Madrid, ESP) ,  VAN OORT Folkert ,  GONZALEZ Concepcion ,  QUINTANA Jose R. ,  LAFUENTE Antonio L. ,  LAMY Isabelle
資料名： Environmental Toxicology and Chemistry  (Environmental Toxicology and Chemistry)
巻： 34  号： 1  ページ： 37-44  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： A0978B  ISSN： 0730-7268  CODEN： ETOCDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭酸塩画分,有機物画分及び酸化物画分の含有量と組成が自然に異なっている一連の低汚染地中海農地石灰質土壌を用い,金属の全含有量以外の金属バイオアベイラビリティに関連した土壌パラメータの性状の寄与をレタスで試験した。2つのデータセットを冗長性試験に基づいた正規整列により比較した。この2つのデータセットとは,金属の保持やバイオアベイラビリティに関与する主要な土壌パラメータ(構成成分,相もしくは元素)の全濃度(TCデータセット)とこれらパラメータの化学的に決めた反応性画分(RFデータセット)である。RFデータセットを用いた時のみ金属バイオアベイラビリティパターンは満足のいく説明ができ,その結果から結晶性Fe酸化物,溶存有機炭素,ジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)抽出性Cu/Zn及び不安定有機物プールが分散の76%を説明することを示した。さらに金属スパイクによる2つの多重汚染物シナリオを試験したが,それはTCデータセット(最大17%以上)よりもRFデータセットにより高い相関があることを示すとともに関与する反応性画分を示した。地中海の石灰質土壌については,それらの全含有量よりも反応性画分の土壌パラメータを利用する方が土壌成分と金属バイオアベイラビリティとの関係を向上させる。このようなプールの測定はバイオアベイラビリティもしくはリスク評価を行う研究に組織的に組み込む必要がある。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *石灰質土 ,  *バイオアベイラビリティ ,  重金属汚染 ,  *土壌汚染 ,  *予測 ,  複合汚染 ,  植物毒性 ,  酸化鉄 ,  酸化マンガン ,  土壌化学特性 ,  レタス ,  植物生理 ,  土壌成分
準シソーラス用語： *リスク予測 ,  *金属バイオアベイラビリティ

分類 (3件)： 金属及び金属化合物の毒性  (GZ02022V) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  物質の代謝  (EH02050Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 石灰質土壌 ,  土壌 ,  パラメータ ,  反応性 ,  画分 ,  土壌特性 ,  金属バイオアベイラビリティ