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J-GLOBAL ID：201502276982619283   整理番号：15A0532553

MTシステムにおける小標本データの解析方法

Consideration to Apply the Mahalanobis-Taguchi Method to Small Sample Data

著者 (2件)： 大久保豪人 (早稲田大) ,  永田靖 (早稲田大)
資料名： 日本経営工学会論文誌  (Journal of JIMA. English Issues)
巻： 66  号： 1  ページ： 30-38  発行年： 2015年04月15日 
JST資料番号： F0241B  ISSN： 1342-2618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： MT(Mahalanobis-Taguchi)法は,異常検知やパターン認識の問題を扱う基本的な多変量解析法である。しかし,十分なサンプル数が確保できなければ,MT法は大きな予測バイアスをもってしまう。そのため,小標本データのようなサンプル数が不足するデータの場合,良好な判定結果が得られるとは限らない。そこで本研究では,まず既存の対策方法には,未知データ検出力の問題があることを示す。次に,小標本データの場合に有効な新たな解析プロセスを2つ提案する。最後に,実データ解析およびシミュレーションの結果をもとに,提案プロセスにおける,多重共線性が発生した場合の適用方法とデータパターンに応じた使い分けについて考察する。(著者抄録)

シソーラス用語： *多変量解析 ,  機械学習 ,  *データ解析 ,  品質工学 ,  標本 ,  距離 ,  解析 ,  方式 ,  相関係数 ,  シミュレーション ,  *解析手法 ,  *MTS法
準シソーラス用語： Mahalanobis距離 ,  *MTシステム ,  アンサンブル学習

分類 (2件)： 品質管理一般  (KB04010A) ,  統計的品質管理  (KB04030W)

引用文献 (14件)：

• [1] 田口玄一,兼高達貳:「MTシステムにおける技術開発」,日本規格協会 (2002)
• [2] 立林和夫,手島昌一,長谷川良子:「入門MTシステム」,日科技連出版社 (2008)
• [3] 品質工学会(編纂):「品質工学会便覧」,日刊工業新聞社 (2007)
• [4] 宮川雅巳:「品質を獲得する技術」,日科技連出版社 (2000)
• [5] 宮川雅巳,田中研太郎,岩澤智之,中西寛子:“マハラノビス・タグチ・システムにおける実際の誤判別率”,品質,Vol. 37, No. 1, pp. 101-106 (2007)

タイトルに関連する用語 (3件)： MTシステム ,  標本データ ,  解析方法