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J-GLOBAL ID:201502277021421163   整理番号:15A0350629

生物医学的適用のためのチタニウムナノ構造

Titanium nanostructures for biomedical applications
著者 (11件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 062002,1-18  発行年: 2015年02月13日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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チタニウムおよびチタニウム合金は,高い生物適合性,体液接触による悪影響に対する耐性,高い引張り強度,柔軟性および耐腐食性等の優れた材質であり,生物医学用の移植材料等にに汎用されている。本総説では二酸化チタン(TiO2)ナノチューブを通じてチタン材料の特異的ナノトポグラフィーに焦点を当てた。これらのナノチューブは金属基質の簡易な陽極酸化または水熱処理,ゾル-ゲル法で調製できる。とくに電気化学的陽極酸化法を用いるとナノチューブ構造の直径を15~250nmの範囲に調整することが可能になる。細胞培養の基質にTiO2ナノチューブを用いる利点は,このチューブの形態が細胞接着,細胞拡大,細胞増殖および分化と直接相関性を持ち,直径が小さい場合(15nm)ではこれらの活性が促進され,直径が大きい場合(100nm)では妨げられ細胞死とアポトーシスを誘発することを示した。さらにTiO2ナノチューブは細胞間相互作用研究,蛋白質接着,整形外科および歯科インプラント,膀胱ステントおよび血液接触用材料,あるいは薬剤送達系へと多様な用途が広がっている。また最近のナノスケールでの表面モルホロジー加工工学技術の進歩に伴い,特定の生物医学的利用に合わせたチタニウムナノ構造の調製が可能になり,近い将来はより優れたバイオ材質の設計が出来るものと期待される。
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分類 (3件):
分類
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細胞・組織培養法  ,  医用素材  ,  細胞学一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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