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J-GLOBAL ID：201502277118974175   整理番号：15A0547104

栄養補助食品中のSiO₂とTiO₂のナノ構造体の検出および特徴付け

Detection and Characterization of SiO₂ and TiO₂ Nanostructures in Dietary Supplements

著者 (6件)： LIM Jin-Hee (U.S. Food and Drug Administration, Arkansas, USA) ,  SISCO Patrick (U.S. Food and Drug Administration, Arkansas, USA) ,  MUDALIGE Thilak K. (U.S. Food and Drug Administration, Arkansas, USA) ,  SANCHEZ-POMALES Germarie (U.S. Food and Drug Administration, Arkansas, USA) ,  HOWARD Paul C. (U.S. Food and Drug Administration, Arkansas, USA) ,  LINDER Sean W. (U.S. Food and Drug Administration, Arkansas, USA)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 63  号： 12  ページ： 3144-3152  発行年： 2015年04月01日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ材料は,技術の商業化の結果として,様々な消費者製品を通して私たちの日常生活に浸透し始めている。消費者製品中のナノ材料の存在を検出する方法論の開発は,エクスポージャーを理解する上で必須要素である。本研究では,特に女性をターゲットにした製品の中で販売されている栄養補助食品における二酸化ケイ素(SiO₂)と二酸化チタン(TiO₂)ナノ構造体の分離と特徴づけの方法を開発した。粒径に関する主張ではなく,SiO₂とTiO₂を含むことを主張している合計12の市販製品を,様々な小売業者を通して購入して無作為に選択した。これらの製品からナノ構造体を分離するために,酸分解と遠心分離を組み合わせたシンプルな方法論を利用した。一旦分離されると,化学組成,サイズ,形態,及び結晶構造は,質量分析法,光散乱,電子顕微鏡法,およびX線回折法を用いて特徴付けた。SiO₂とTiO₂のナノ構造体は,これらの方法を用いて12の製品のうち11で検出された。分離されたナノスケール材料の多くは,高度の凝集を示した。しかしながら,同定された個々の構造は,100nm未満の少なくとも一次元を有した。これらのロバスト法は,シリカ及びチタンのナノスケールの酸化のための市販品のルーチンモニタリングのために使用することができる。

シソーラス用語： *ナノテクノロジー ,  *ナノ材料 ,  *二酸化ケイ素 ,  *酸化チタン ,  *サプリメント ,  分解反応 ,  遠心分離 ,  ナノ構造 ,  質量分析 ,  光散乱 ,  電子顕微鏡観察 ,  X線回折分析 ,  統計 ,  凝集 ,  化学組成 ,  長さ ,  形態 ,  結晶構造
準シソーラス用語： X線回折法 ,  サイズ ,  ナノ構造体 ,  ロバスト統計 ,  *二酸化チタン ,  *栄養補助食品 ,  酸分解 ,  質量分析法 ,  電子顕微鏡法

分類 (2件)： 各種物理的手法  (CC01030W) ,  有機物質の物理分析一般  (CC03031B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 栄養補助食品 ,  SiO2 ,  TiO2 ,  ナノ構造体