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J-GLOBAL ID:201502277465265192   整理番号:15A0309447

マイクロアレイによって明らかにされた歯周炎におけるlncRNAの発現の特徴:歯周病発症機序におけるlncRNAの潜在的な役割

lncRNA Expression Signatures in Periodontitis Revealed by Microarray: The Potential Role of lncRNAs in Periodontitis Pathogenesis
著者 (9件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 640-647  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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歯周組織の一般的な慢性炎症性疾患である歯周炎は,微生物によって誘発される歯垢の形成によって引き起こされる。最近の研究では,lncRNAが遺伝子発現の調節および疾患の発症に重要な役割を果たすことが示されている。歯周炎とlncRNAの関連を示すためにマイクロアレイ解析を行い,慢性歯周炎と隣接する正常組織において異なる発現を示すlncRNAを検出した。いくつかの異なる発現を示すlncRNAは,リアルタイムPCRを用いて確認した。全部で8925種の異なる発現をするlncRNAが検出され,そのうち4313種は発現が上昇し,4612種は発現が減少した。さらにlncRNAのサブグループ解析を行ったところ,589種のエンハンサー様lncRNA,238種のホメオボックス(HOX)クラスターlncRNA,1218種のRinnらによって同定されたlincRNAがあり,そのうち656種の発現が上昇し,562種の発現が減少していた。したがって,lncRNAが隣接する正常組織と比較して慢性歯周炎組織で異なる発現を示すことが確認された。このことは,lncRNAが歯周炎の発症と進行に部分的または重要な役割を発揮する可能性を示す。まとめると,本研究は,将来的な歯周炎の治療のための潜在的な標的および歯周炎の新規診断バイオマーカーを提供することになると期待される。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  歯の基礎医学 

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