抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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防衛省・自衛隊においては,サイバー攻撃を受けた際,被害拡大防止を図るため,システム中のマルウェア感染部分を特定し一部機能を制限する対策と,部隊運用継続のための機能維持を,両立させるため,サイバー攻撃に対する「隊員の練度向上」と「任務遂行能力の確保」が必要となる。本稿では,これら二つを実現するべく行っている研究,「サイバーレンジ技術の研究」および「動的セキュアネットワーク技術の研究」の概要および課題について紹介した。「サイバーレンジ技術の研究」は実戦的なシミュレーション環境でサイバー攻撃対処演習を行い,サイバー攻撃対処による被害拡大防止と部隊運用継続を達成するための対処効果等について評価する。「動的セキュアネットワーク技術の研究」はサイバー攻撃による被害があった場合の「任務遂行能力の確保」を実現するネットワーク統制のための研究である。