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J-GLOBAL ID:201502277598760749   整理番号:15A0392953

トルエンの生物的分解中の耐塩性Pseudomonas aeruginosa種LVD-10の代謝原理についての見解

Insights into the metabolic basis of the halotolerant Pseudomonas aeruginosa strain LVD-10 during toluene biodegradation
著者 (5件):
資料名:
巻: 99  ページ: 85-94  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: E0518A  ISSN: 0964-8305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究において,Pseudomonas aeruginosa種(LVD-10)は活性汚泥から分離されたが,それは極限条件下でのトルエンの生物分解特性に基づいている。0,20,40g L-1 NaClにおいて,24時間以内のトルエン除去のパーセンテージはそれぞれ86%,98%,89%であった。興味深いことに,トルエンの除去はバイオマスの成長と比較して有意に早く,一方この種は0,30g L-1 NaClにおいて7日後にそれぞれ79.1%,91.7%のディーゼル燃料除去を達成した。LVD-10によって使用される経路は,芳香族化合物の分解に含まれる重要酵素をコードした遺伝子とクオラムセンシング(QS)系の遺伝子のPCR増幅を通じて測定された。XylE1,1,2-CTD,2,3-CTD,rhlR1,rhlR2遺伝子はLVD-10中で検出され,一方tbmD,TodC1,Rmoは検出されなかった。Q-PCRによって測定した遺伝子の転写レベルは,30 g L-1 NaClの塩分環境下で刺激を受けた細胞の発現において,顕著な変化は何もみられなかった。しかしながら,NaClが50 g L-1まで増加したとき,遺伝子はトルエン導入後48時間で発現量が有意に減少し,一方遺伝子の発現は120時間で正常に戻った。さらにRhlIとRhlR2遺伝子の発現は,それはP. aeruginosaのクオラムセンシング(QS)系に含まれ発現するが,この種が芳香族化合物の効果的な分解と同様に毒性の環境に耐性を示す優れた能力を持っていることを示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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代謝と栄養  ,  微生物に対する影響  ,  分子遺伝学一般 
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