文献

J-GLOBAL ID：201502277610699872   整理番号：15A0487752

ユーザが制御できる個人化:SetFusionを用いた事例研究

User-controllable personalization: A case study with SetFusion

著者 (2件)： PARRA Denis (Computer Sci. Dep., Pontificia Universidad Catolica de Chile, Avenida Vicuna Mackenna 4860, Santiago, CHL) ,  BRUSILOVSKY Peter (School of Information Sciences, Univ. of Pittsburgh, 135 North Bellefield Ave., Pittsburgh, PA 15260, USA)
資料名： International Journal of Human-Computer Studies  (International Journal of Human-Computer Studies)
巻： 78  ページ： 43-67  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： D0689A  ISSN： 1071-5819  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では新しい対話型の推薦インタフェイスSetFusionを実装・研究することによって,個人化システムにおけるユーザの制御性の役割について調べた。異なるアルゴリズム(すなわち,関連性の異なる情報源)の融合,あるいは統合処理をユーザに制御可能にするかどうかが,増加される仕事やよりよいユーザ体験をもたらすかを調べた。本研究の基本的な貢献はユーザが推薦された項目を調べ,フィルタリングする可能性を持つ異なる推薦手法を融合できるシナリオでの制御性のユーザ研究(N=40)の結果から生じた。まず,スライダーと組み合わせ,情報フィルタリング用の効率的な視覚パラダイムを提供できる対話型のベン図可視化を導入した。次に,ユーザ体験の3重評価を提供した。すなわち,客観的指標,主観的ユーザ認知,及び行動測定である。それらの指標の分析を通じて推薦を受け入れる傾向を頼りとする効果といった最近の研究からの成果を確かめ,母語話者であるといった特徴の重要性も明らかにした。本成果ではユーザが制御できる個人化システムの設計と実現に対するいくつかの含意を示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ユーザインタフェイス ,  会話型処理 ,  計算機アルゴリズム ,  カスタム化 ,  経験 ,  *フィルタリング ,  視覚 ,  指標 ,  利用者 ,  システム設計 ,  情報システム
準シソーラス用語： 体験 ,  評価指標 ,  推薦システム

分類 (2件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

タイトルに関連する用語 (2件)： 個人化 ,  研究