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J-GLOBAL ID:201502277615146804   整理番号:15A0286715

蒸気噴射ボイラーのスケールの特性に対する異なる軟化度のシリカリッチな油田生成水の影響

Effect of the silica-rich, oilfield-produced water with different degrees of softening on characteristics of scales in steam-injection boiler
著者 (3件):
資料名:
巻: 361  ページ: 38-45  発行年: 2015年04月01日 
JST資料番号: B0934A  ISSN: 0011-9164  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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油田のボイラー給水として生成水の再利用のための主要な課題の一つは,ボイラーの熱効率と安全性に悪影響を及ぼすスケーリングである。スケールに対するシリカリッチな軟化給水(240mg/L,SiO2を用いて計算)の影響を調査するために,予備軟化(PS),一般的軟化(GS),および高度軟化(AS)と命名した3種類の軟化度を,5カ月のパイロットスケール試験で実施した。PS,GS,およびAS水の各平均総硬度は,それぞれ802μg/L,282μg/L,および31μg/Lであった。走査型電子顕微鏡-エネルギー分散型分光計(SEM-EDS),X線回折(XRD),およびFourier変換赤外分光法(FTIR)により,スケールの形態と組成を明らかにした。カルシウムスケーリング(CaSiO3,CaCO3)はPSスケールの主要結晶相であり,これに対してASスケールは主に酸化鉄からなった。しかし,強化された軟化で,スケール中の有機官能基の種類と無機化合物の種は減少した。同時に,管の腐食により溶解速度は上昇した。主にシリカリッチ給水中のCaとFeイオンの濃度により,スケールの特性は決定されたと結論する。これらの知見は,脱シリカなしの油田生成水の再利用のための,重要な参考を提供できる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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上水道工学・用水処理一般 

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