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J-GLOBAL ID:201502277711492217   整理番号:15A0187061

日本の移動性オオハクチョウであるCygnus cygnusの越冬衛星追跡

Satellite tracking of migrating Whooper Swans Cygnus cygnus wintering in Japan.
著者 (14件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 67-75  発行年: 2014年12月 
JST資料番号: L4620A  ISSN: 1347-0558  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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著者等は北日本のオオハクチョウであるCygnus cygnusの越冬を衛星追跡することで移動のルートとタイミングの記録および繁殖地の特定を行った。本州北東の宮城県伊豆沼・内沼および東部北海道の屈斜路湖で標識した47羽のハクチョウから,2009年から2012年まで57の春の移動と33の秋の移動を観察した。春にはハクチョウは東部北海道からサハリン島に沿ってサハリン,アムール川河口,オホーツク海北沿岸部の中継地を経由して北に移動した。それらハクチョウは最終的に北ロシアのIndigirka川とKolyma川下流沿いの換羽/繁殖地に到着した。秋にはハクチョウは基本的に春の移動ルートを逆行した。著者等は最も頻繁に利用される中継地として北本州,東部北海道,サハリン沿岸地域,アムール川下流,オホーツク海の北沿岸地域,また推定繁殖地としてIndigirkaおよびKolyma川下流の中流を特定した。本結果は,日本のオオハクチョウ越冬の繁殖地および中継地の分布の解明,および主要な移動生息地を特定するのに役立つ。本知見は,ハクチョウによって運ばれる可能性のあるトリインフルエンザウイルスの潜在的伝染プロセスの理解に寄与し,東アジアのオオハクチョウの保護に必要な情報を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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個体群生態学 
引用文献 (29件):
  • Albertsen J & Kanazawa Y (2002) Numbers and ecology of swans wintering in Japan. Waterbirds 25 (Special Publication 1): 74-85.
  • Argos (1996) User's Manual. CLS/Service Argos, Landover, Maryland.
  • Austin JE & Miller MR (1995) Northern Pintail (<i>Anas acuta</i>). The Birds of North America. Available at http://bna.birds.cornell.edu/bna/species/163/articles/introduction (accessed on 9 January 2014).
  • Brazil M (2003) <i>The Whooper Swan</i>. T & A D Poyser, London.
  • Britten MW, Kennedy PL & Ambrose S (1999) Performance and accuracy evaluation of small satellite transmitters. J Wildlife Manage 63: 1349-1358.
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