Zhenqi Fuzhengカプセルの経口投与後の6種の生物活性成分の超高圧液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析を利用する組織内分布

LIU Xiao-hua; LIU Xiao-hua; ZHU Rui-juan; HU Fang; GUO Long; YANG Ying-lai; FENG Shi-lan

文献

J-GLOBAL ID：201502277714355520 整理番号：15A0419537

Zhenqi Fuzhengカプセルの経口投与後の6種の生物活性成分の超高圧液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析を利用する組織内分布

Tissue distribution of six major bio-active components after oral administration of Zhenqi Fuzheng capsules to rats using ultra-pressure liquid chromatography-tandem mass spectrometry

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資料名：
巻： 986-987 ページ： 44-53 発行年： 2015年04月01日
JST資料番号： W0571A ISSN： 1570-0232 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

Radix Astragali(中国のゲンゲの根)とFructus Ligustri Lucidi(中国の女貞子)を2:1(w/w)で組み合わせたZhenqi Fuzheng capsules(ZFCs)と称される生薬製剤は,外科手術後の正常な機能の回復の促進と免疫性の改善とがんでの最も重要な補助療法として中国で利用されている。本研究で,ラットへのZFCs の経口投与後の6種の主要な生物活性成分(カリーコシン-7-O-β-D-グルコシド,オノニン,カリコシン,ホルモノネチン,アストラガロシド IV,及びアストラガロシド IIの組織内分布のプロファイルを調べた。それぞれの組織中の6種のすべての成分は,UPLC-ESI-MSを利用して同時に検出し,それぞれの組織のグラム当たりの成分を定量した。定量は,低エネルギー衝突タンデム質量分析(CID-MS/MS)をカリーコシン-7-O-β-D-グルコシドに対してm/z 447.21→285.30,オノニンに対してm/z 431→269,カリコシンに対してm/z 285.29→270.38,ホルモノネチンに対してm/z 269→237,アストラガロシドIVに対してm/z 807.40→627.50,アストラガロシドIIに対してm/z 849.60→669.65,及び内部標準のヘスペリジンに対してm/z 633.18→331.18の前駆イオン→プロダクトイオン遷移での多重反応モニタリング(MRM)スキャンモードで行った。その結果は,6種のすべての成分の組織内濃度は,脾臓>胃>胸腺>肺>肝臓>腎臓>心臓>睾丸の順に減少することを示した。脾臓と胸腺中の高い濃度は,6種のすべての化合物が,ZFCの免疫効果に一致して,関係する組織中に蓄積することを示唆する。本研究は,ZFCのラットへの経口投与後のカリーコシン-7-O-β-D-グルコシド,オノニン,カリコシン,ホルモノネチン,アストラガロシドIV,及びアストラガロシドIIの組織内分布をはじめて調べた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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有機化合物の各種分析 , 生薬の薬理の基礎研究

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