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J-GLOBAL ID：201502277859187219   整理番号：15A0645059

強相関プレキシトニクス: Kondo相関の存在下でのFano共鳴の進展

Strongly correlated plexcitonics: evolution of the Fano resonance in the presence of Kondo correlations

著者 (1件)： GOKER A. (Dep. of Physics, Bilecik Univ., 11210, Gueluembe, Bilecik, Turkey. [e-mail])
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 17  ページ： 11569-11576  発行年： 2015年05月07日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 時間依存非交差近似を呼び出すことにより,プラズモン共鳴をもつ金属ナノ粒子に結合された強い電子相関を示す二原子分子からなる系の光吸収を研究した。両原子がクーロン封鎖されているときのプラズモン-励起子の結合から生じるFano共鳴の進展を調査した。周囲温度が高いエネルギーをもつ単独占有離散状態のKondo温度を超えると,Fano共鳴は急速に減少し,高温で完全に消滅することを見出した。この温度スケール以上にプラズモン-励起子結合を高めることは,Fano共鳴の復活に失敗することを,結果は示した。これらの結果を考慮した微視的モデルを提案した。高い周囲温度でのFano共鳴の観察のための可能な救済策は,接触フェルミ準位にできるだけ近くに高いエネルギーをもつ単独占有離散状態を配置して,エミッタ共鳴を一定に保持してFanoとプラズモンの共鳴の合併を防止することであると提案した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *Fano共鳴 ,  光吸収 ,  励起子 ,  プラズマ共鳴 ,  Fermi準位 ,  Kondo効果 ,  光吸収スペクトル ,  二量体 ,  Coulomb相互作用
準シソーラス用語： Kondo温度 ,  プラズモン共鳴 ,  光学吸収スペクトル

分類 (1件)： 磁気共鳴スペクトル一般(分子)  (BH06071C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 強相関 ,  相関 ,  Fano共鳴 ,  進展