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J-GLOBAL ID:201502278076896728   整理番号:15A0440868

Eucheuma gelatinaeからの多糖類の抗単純ヘルペスウイルス活性

Anti-herpes simplex virus activity of polysaccharides from Eucheuma gelatinae
著者 (7件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 453-460  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: T0482A  ISSN: 0959-3993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アシクロビル耐性ウイルスに対抗可能な薬を捜すことは,薬物スクリーニングと開発の重要なゴールになる。この研究において,プラーク阻害分析,リアルタイムPCR,ウエスタンブロットと免疫蛍光法は,Eucheuma gelatinae多糖類(EGP)のHSVに対する抗ウイルス効果を研究するために,また,予めEGPの試験管内の抗HSVメカニズムをはっきりさせるために用いられた。EGPが試験管内でHSV感染をかなり阻害すると分かり,アシクロビル耐性株に強い阻害効果を示した。より詳細な実験は,ウィルス侵入に影響せず,EGPが直接HSV-1粒子を不活化し,ウイルス付着を損なうことを通して初期のHSV-1感染を防止することを示した。 EGPも,ウイルスDNA複製と同様に,HSV-1初期遺伝子や後期遺伝子のRNA合成を阻害した; 前初期遺伝子合成に対する影響は,観察されなかった。さらに,免疫蛍光とウエスタンブロットによって,EGPは,HSV-1の蛋白質合成にかなり影響を及ぼすことが分かった。合わせて考えると,これらの結果は,EGPが主に初期のHSV-1感染を妨げて,ウィルスRNAとDNA合成を阻害することを通してその抗HSV活性を行使することを示す。弱い細胞障害性,強いウィルス不活化ならびに付着阻害活性は,EGPが,特に薬剤耐性株に対し,HSV治療の殺ウイルス剤候補であることを可能にする。Copyright 2015 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抗ウイルス薬の基礎研究  ,  生物学的機能 
物質索引 (1件):
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