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J-GLOBAL ID：201502278119338309   整理番号：15A0241217

ナノ銀の抗菌性: イオン化干渉に対する注意的アプローチ

Antimicrobial properties of nano-silver: A cautionary approach to ionic interference

著者 (4件)： SHEEHY K. (Nanolab Res. Group, School of Physics, Dublin Inst. of Technol., Ireland) ,  CASEY A. (Nanolab Res. Group, School of Physics, Dublin Inst. of Technol., Ireland) ,  MURPHY A. (Nanolab Res. Group, School of Physics, Dublin Inst. of Technol., Ireland) ,  CHAMBERS G. (Nanolab Res. Group, School of Physics, Dublin Inst. of Technol., Ireland)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 443  ページ： 56-64  発行年： 2015年04月01日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 仮説:近年,ナノ銀のような金属ナノ粒子は,代替抗菌剤などの多くの用途に適用されている。しかし,その抗菌性を決定するための方法は,これまでほとんど報告されていない。抗菌性の試験方法として,一般的にディスク拡散法が利用されているが,それは通常合成ナノ粒子担持ペーパーである。本研究の目的は,未反応の還元剤およびまたは不純物からのイオンの寄与が存在しない状態で,「ナノ粒子固有」の抗菌性を実証し,その有効性を評価することである。実験:モデル生物として大腸菌ATCC25922を使用し,合成品および市販品の両方の銀ナノ粒子に対するディスク拡散法による試験を行った。結果:修飾および精製ナノ粒子は,抗菌活性を示さなかった。抗菌作用のメカニズムを理解するために,微生物学的背景のない研究者に対する必要性の観点から結果を考察した。また,結果を解釈する際の物理化学的特性を理解する重要性を議論した。最後に,「ナノ粒子固有」の抗菌性に対する開発方法のプロトコルを確立する上での関連性について紹介した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 抗細菌作用 ,  *ナノ粒子 ,  抗細菌薬 ,  感受性試験 ,  微生物検査 ,  還元剤 ,  大腸菌 ,  プロトコル ,  *イオン化
準シソーラス用語： イオン化干渉 ,  ディスク拡散法 ,  *ナノ銀 ,  金属ナノ粒子 ,  抗菌活性 ,  抗菌剤 ,  抗菌作用 ,  *抗菌性

分類 (2件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  固-固界面  (CB12060M)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノ銀 ,  抗菌性 ,  イオン化 ,  干渉 ,  注意