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J-GLOBAL ID：201502278184518543   整理番号：15A0746250

等方性な絡まったロッド-コイルブロック共重合体における自己拡散と制限された解離

Self-Diffusion and Constraint Release in Isotropic Entangled Rod-Coil Block Copolymers

著者 (3件)： WANG Muzhou (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA) ,  TIMACHOVA Ksenia (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA) ,  OLSEN Bradley D. (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 48  号： 9  ページ： 3121-3129  発行年： 2015年05月12日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前のトレーサ実験によればロッド-コイルブロック共重合体の自己拡散はコイルホモポリマよりも遅く,それはロッドとコイルの絡み合う管の曲率の不一致のためとされた。本研究で,この絡まったロッドのレプテーションを理論的に検討するため,ポリ(アルコキシフェニレンビニレン)をロッドとしポリイソプレンをコイルとするモデルとしてのロッド-コイルブロック共重合体を等方性溶融状態にして,自己拡散を強制Rayleigh散乱で測定すると,拡散の減速が観察されるのはある臨界となる分子量以上の自己拡散の場合のみだった。そこで,絡まったロッド-コイルブロック共重合体の動態を,制約された解離を伴う活性化されたレプテーション機構に修正することを提案する。つまり,この機構では,ロッドブロックのレプテーションが周囲の絡まった管の再編よりも速い場合に拡散が減速する。この機構を支持するシミュレーションと追加の実験結果も示す。

シソーラス用語： ブロック共重合体 ,  *自己拡散 ,  ポリイソプレン ,  ポリフェニレンビニレン ,  分子量 ,  *レプテーション ,  Rayleigh散乱 ,  誘導散乱 ,  依存性 ,  *解離 ,  ポリエチレンオキシド ,  ポリアラニン ,  拡散 ,  ナノ構造 ,  ナノロッド ,  高分子鎖 ,  融解高分子 ,  自由エネルギー
準シソーラス用語： トレーサ拡散 ,  ナノコイル ,  分子量依存性 ,  誘発Rayleigh散乱

分類 (1件)： 高分子溶液の物性一般  (CG02011K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 等方性 ,  ロッド ,  ブロック共重合体 ,  自己拡散 ,  制限 ,  解離