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J-GLOBAL ID：201502278619615910   整理番号：15A0627981

環境確率性による中立説は生態学的群落の静的と動的性質を説明する

A neutral theory with environmental stochasticity explains static and dynamic properties of ecological communities

著者 (3件)： KALYUZHNY Michael (Dep. of Ecology, Evolution, and Behavior, Inst. of Life Sciences, Hebrew Univ. of Jerusalem, Givat-Ram, Jerusalem ...) ,  KADMON Ronen (Dep. of Ecology, Evolution, and Behavior, Inst. of Life Sciences, Hebrew Univ. of Jerusalem, Givat-Ram, Jerusalem ...) ,  SHNERB Nadav M. (Dep. of Physics, Bar-Ilan Univ., Ramat Gan, 52900, ISR)
資料名： Ecology Letters  (Ecology Letters)
巻： 18  号： 6  ページ： 572-580  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： W1157A  ISSN： 1461-023X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生態学的群落を形成する力を理解することは基礎科学と保全のための基本である。中立説は種の豊富さの分布(SAD)のような群落の静的性質を簡単で包括的モデルにより説明することにおいてかなりの進展をみせているが,基礎動的パターンの非現実的予測やあてはめにおける種間差異に対する感受性のために批判されている。本稿では,環境確率性を組み込んだ一般化中立説がこれらの制限を解決することを示した。この説を実際のデータ(バロコロラド島の熱帯林)に適用して,それが短期個体群変動と時間とともに組成の類似性が減少することをよく説明し,SADの説明も保持することを示した。さらに,この予測は種間の適応差に対して相当ロバストであった。これらの結果により,ニッチと確率性の統合が最小主義フレームワークにより生態学的群落の基本的な静的と動的特性を説明するときに役立つことを示した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *生態学 ,  *群落 ,  *確率分布 ,  生物多様性 ,  生息分布 ,  種差 ,  熱帯林 ,  個体群 ,  組成 ,  類似性 ,  スケーリング【計数】 ,  *生物進化
準シソーラス用語： ニッチ ,  *環境確率性 ,  個体群統計学 ,  種の豊富さ ,  生態学的過程と環境過程

分類 (2件)： 生態学一般  (EE01010I) ,  進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 環境確率性 ,  生態 ,  群落 ,  動的性質 ,  説明