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J-GLOBAL ID：201502278700659000   整理番号：15A0529962

ポリ(l-乳酸)/ポリエチレンオキシドブレンドの形態と衝撃靱性の間の関係

The relationship between morphology and impact toughness of poly(l-lactic acid)/poly(ethylene oxide) blends

著者 (4件)： LI Jin-Ze (Dep. of Chemical and Biomolecular Engineering, The Hong Kong Univ. of Sci. and Technol., Clear Water Bay, Hong Kong) ,  SCHULTZ Jerold M. (Dep. of Chemical Engineering, Univ. of Delaware, Newark, DE 19716, USA) ,  CHAN Chi-Ming (Dep. of Chemical and Biomolecular Engineering, The Hong Kong Univ. of Sci. and Technol., Clear Water Bay, Hong Kong) ,  CHAN Chi-Ming (Div. of Environment, The Hong Kong Univ. of Sci. and Technol., Clear Water Bay, Hong Kong)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 63  ページ： 179-188  発行年： 2015年04月20日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非アニールおよびアニールしたポリ(l-乳酸)/ポリ(エチレンオキシド)(PLLA/PEO) (80/20)および(50/50)ブレンドの形態を偏光顕微鏡(POM),走査電子顕微鏡(SEM)および飛行時間2次イオン質量分析計(ToF-SIMS)を用いて調べた。試料は90と125°Cの間の温度でアニールした。PLLAスフェルライトのサイズは,アニーリング温度で劇的に増大した。水エッチングPLLA/PEOブレンド試料のSEM分析およびこのブレンド薄膜のToF-SIMS分析により,PEO含量とスフェルライト間境界領域の厚さは,(80/20)ブレンドよりも(50/50)ブレンドで大きいことを示した。PLLA/PEO (80/20)ブレンドの衝撃強度は,すべての調製条件に関してニートの高分子よりも大きく,両方のブレンドに関して,結晶化温度の上昇(したがって,スフェルライトのサイズの増加)とともに衝撃強度は減少する。(50/50)ブレンドの衝撃強度は,ニートの高分子および(80/20)ブレンドよりも常に大きく,結晶化温度とともに著しく増大する。スフェルライト内のPEOに富むドメインのサイズは,(80/20)ブレンドよりも(50/50)ブレンドで著しく大きい。スフェルライト内のPEOに富むドメインのサイズ,スフェルライトのサイズ,および境界層の幅とPEO含量は,すべて,PLLA/PEOブレンドの衝撃靱性を決定するように働く。(50/50)ブレンドは,PLLAスフェルライト内および間で塑性変形し,スフェルライト間領域において応力の高い水準を維持するので,前記の挙動を示すことを示唆した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリ乳酸 ,  *ポリエチレンオキシド ,  *ポリマブレンド ,  *靱性 ,  偏光顕微鏡 ,  走査電子顕微鏡 ,  質量分析計 ,  球晶 ,  衝撃強さ ,  晶出温度 ,  境界層 ,  塑性変形 ,  示差走査熱量測定 ,  環状エーテル
準シソーラス用語： *高分子ブレンド ,  *衝撃靱性 ,  飛行時間型質量分析計 ,  スフェルライト ,  衝撃強度 ,  結晶化温度 ,  DSC【熱量測定】

分類 (1件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

物質索引 (2件)： L-乳酸 ,  エチレンオキシド

タイトルに関連する用語 (3件)： 乳酸 ,  形態 ,  衝撃靱性