抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
現在,インターネットが普及しており,インターネットでの選挙における投票が実現すれば,非常に有益である。2013年に公職選挙法が改正され,候補者・政党などはウェブサイトおよび電子メールを使用した選挙運動が可能になっている。本稿では,インターネットを利用した選挙投票実現における問題点を示し,その実現の可能性について論じた。この実現では,「1人1票」と「秘密投票」の原則を守り,二重投票を回避するために,暗号を用いて,その署名機能で有権書を特定して二重投票を防ぎ,選んだ候補者名は暗号化して送信して,開票は投票者情報と候補者名を切り離し,選ばれた候補者目を復号して集計する必要がある。これらを実現するために,インターネットの高度化が必要になる。