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J-GLOBAL ID:201502278924978756   整理番号:15A0455280

ランタニド類の分離のための配位子支援溶出クロマトグラフィー

Ligand-assisted elution chromatography for separation of lanthanides
著者 (2件):
資料名:
巻: 1389  ページ: 28-38  発行年: 2015年04月10日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ランタニド類(Ln)は,希土類元素の主要成分であり,多くの高付加価値製品の重要な成分である。隣接するランタニドイオンは,同じ原子価と非常に類似するイオン半径を持つ。これらは,通常の吸着,又はイオン交換プロセスを利用して分離されない。高純度のランタニド類の現在の生産は,連続的な平行溶媒抽出プロセスに基づき,大量の毒性溶媒を必要として環境への重大な負の影響を引き起こす。本研究で,ランタニド類の分離のための配位子支援溶出クロマトグラフィープロセスをロバストで安価な無機吸着剤であるチタニアを利用してはじめて開発した。ランタニド類に対する選択的な配位子としてのエチレンジアミン四酢酸(EDTA)が,この吸着剤に吸着することが見い出された。吸着したEDTAは,ランタニド類に対する強い吸着サイトになった。ランタニド類の脱着は,移動相中のEDTAのランタニド類との可逆反応によって駆動された。反応と吸着のプロセスに対する吸着剤の選択性は,吸着剤の選択性の配位子の選択性に対する比にほぼ等しかった。分離機構を試験し,プラセオジム(Pr),ネオジム(Nd),及びサマリウム(Sm)の分離のための速度モデルシミュレーションと実験データを利用して検証した。モデルに基づくシミュレーションを利用して効率的な線形勾配溶出と段階溶出プロセスを設計した。3種のランタニド類の純度は,この設計プロセスで95%以上であることが見い出された。段階溶出が,連続プロセスで利用されて吸着剤の生産性を増し,大規模の分離コストを低減する。配位子支援溶出プロセスは,従来の溶媒抽出プロセスよりも非常に単純であり,環境調和型である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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クロマトグラフィー,電気泳動  ,  無機化合物一般及び元素 
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