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J-GLOBAL ID:201502279090070952   整理番号:15A0694130

YKL-40の定量的リアルタイムPCR解析及び単一標準DNAを用いる健常ヒト組織における哺乳類キチナーゼとの比較

Quantitative Real-Time PCR Analysis of YKL-40 and Its Comparison with Mammalian Chitinase mRNAs in Normal Human Tissues Using a Single Standard DNA
著者 (7件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 9922-9935 (WEB ONLY)  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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YKL-40(40kDa蛋白質の最初の3つのN末端残基にとってのYKL)は,キチナーゼに類似しているがキチン分解活性を欠如するヒトキチナーゼ様蛋白質(CLP)のグループに属している。YKL-40mRNA及びその蛋白質濃度は,喘息,嚢胞性線維症,関節リウマチ及び悪性腫瘍等多発性障害で増加することが報告されている。本研究においてYKL-40のmRNA濃度を定量化し,健常なヒト組織におけるキチナーゼ及びハウスキーピング遺伝子と比較した。YKL-40mRNA濃度評価のための定量的リアルタイムPCR(qPCR)システムを構築するために,YKL-40のcDNAをライゲーションすることでヒト標準DNA分子,ふたつの哺乳類キチナーゼ及びふたつのハウスキーピング遺伝子を1:1で作製した。種々のヒト組織からcDNAを調製し,標準DNAを用いるqPCRシステムでYKL-40mRNA発現濃度を分析した。YKL-40mRNAは広くヒト組織に存在したが,その発現パターンは明らかに組織特異性を示した。最も高いYKL-40mRNA濃度は,肝臓次いで腎臓,気管,肺であった。腎臓及び肝臓にけるYKL-0mRNA濃度は,キトトリオシダーゼmRNAよりも100倍高かった。以上の結果は正常なヒト組織における哺乳類キチナーゼに対してYKL-40mRNAの相対的な濃度の広範な解析に関して最初の報告であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  核酸一般  ,  酵素一般 

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