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J-GLOBAL ID:201502279206044555   整理番号:15A0547122

乳児の人工乳を介したフタル酸ジ-2-エチルヘキシル,フタル酸ジ-n-ブチル,ビスフェノールAへの曝露

Exposure to Di-2-Ethylhexyl Phthalate, Di-N-Butyl Phthalate and Bisphenol A through Infant Formulas
著者 (10件):
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巻: 63  号: 12  ページ: 3303-3310  発行年: 2015年04月01日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フタル酸とビスフェノールA(BPA)は,内分泌かく乱物質として識別されるユビキタス汚染物質である。フタル酸は,ポリ塩化ビニルなどのポリマーの機械的性質を改善するために特に,可塑剤として世界中で使用されている。それは化学的にポリマーと結合していないので,時と利用で浸出する傾向があった。フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)とフタル酸ジ-n-ブチル(DnBP)は,2つの最も一般的なフタル酸である。BPAは,哺乳瓶を含む食べ物や飲み物のポリカーボネート容器の製造に使用されるエストロゲン化合物である。それは,特に高温度で容器から食品移行することができる。食事は,特に幼児ではフタル酸とBPAの露出の優先的な源である。本研究の目的は,乳児の人工乳におけるDEHP,DnBPおよびBPAの濃度を22の液体と28の粉ミルクで炎イオン化検出とともにガスクロマトグラフィーおよび蛍光検出法とともに高性能液体クロマトグラフィーによりそれぞれ測定した。試料中のDEHP濃度は,0.005と5.088μg/g(中央値:0.906μg/g)の間,DnBP濃度は0.008と1.297μg/g(中央値:0.053μg/g)の間,BPA濃度は0.003と0.375μg/g(中央値:0.015μg/g)の間であった。たとえ試料が異なるタイプの容器に詰められたにもかかわらず,液体と粉ミルク中の調査汚染物質の濃度は,有意な差はなかった。これらのデータは,乳児の粉ミルクを与えられた乳児への潜在障害を指摘している。汚染は,容器から捨てるよりも人工乳の生産により関連しているように思われる。
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分類 (2件):
分類
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食品の汚染  ,  乳製品 
物質索引 (4件):
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