文献

J-GLOBAL ID：201502279290687717   整理番号：15A0452373

広がりを見せる光渦 軸対称偏光素子を用いた光渦の生成と白色光渦およびリング状光格子生成への応用

著者 (4件)： 岡和彦 (北大 大学院工学研究院) ,  坂本盛嗣 (北大 大学院工学研究院) ,  山根啓作 (北大 大学院工学研究院) ,  森田隆二 (北大 大学院工学研究院)
資料名： O plus E  (O plus E)
号： 425  ページ： 263-268  発行年： 2015年03月25日 
JST資料番号： Z0994A  ISSN： 0911-5943  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光渦は,螺旋状波面を持つコヒーレント光束で,1)光束断面内で方位角に依存した位相分布を持ち,2)位相特異点となる中心で光強度が0となり,3)軌道角運動量を持つなどの性質を備えている。ここでは,光渦生成/変換原理を解説し,軸対称半波長板を用いた光渦生成法の原理について述べ,また,高純度の白色光渦の生成やロバストで高速回転可能なリング状光格子の生成などへの応用を紹介した。

シソーラス用語： *渦 ,  発生 ,  角運動量 ,  特異点 ,  偏光子 ,  位相板 ,  格子 ,  偏光 ,  量子光学 ,  光格子 ,  位相特異点 ,  軌道角運動量 ,  半波長板
準シソーラス用語： *光渦 ,  偏光素子

分類 (2件)： 量子光学一般  (BD04010X) ,  偏光,複屈折,光学回転  (BD03040X)

引用文献 (10件)：

• G. Biener, A. Niv, V. Kleiner, and E. Hasman, Opt. Lett., Vol. 27, 1875 (2002)
• L. Marrucci, C. Manzo, and D. Paparo, Phys. Rev. Lett., Vol. 96, 163905 (2006)
• N. Murakami, S. Hamaguchi, M. Sakamoto, R. Fukumoto, A. Ise, K. Oka, N. Baba, and M. Tamura, Opt. Express, Vol. 21, 7400 (2013)
• T. Wakayama, K. Komaki, Y. Otani, and T. Yoshizawa, Opt. Express, Vol. 20, 29260 (2012)
• K. Oka, M. Sakamoto, N. Murakami, R. Morita, and N. Baba, SPIE Photonics West, 7950-15 (2011)

タイトルに関連する用語 (7件)： 広がり ,  光渦 ,  軸対称 ,  偏光素子 ,  白色 ,  光格子 ,  応用