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J-GLOBAL ID:201502279440391382   整理番号:15A0572893

IMO排ガス洗浄システム(EGCS)ガイドラインにおける排水規制とモニタリング

著者 (2件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 354-359,V  発行年: 2015年05月01日 
JST資料番号: S0651A  ISSN: 1346-1427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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湿式排ガス洗浄システム(EGCS)であるSOxスクラバは,一般海域における燃料の硫黄分規制強化の議論が盛んになるにつれ,注目が集まっている。スクラバ導入へのプラスの要因は,その経済性にあり,初期投資の回収期間が比較的短いこと(5年以内)が挙げられる。一方,導入検討時のマイナス要素としては,排水規制や運用面での情報が不足していることが挙げられる。そこで,本稿ではスクラバの排水規制を中心に解説するとともに,海上技術安全研究所での実験結果の一部を紹介する。SOxスクラバの排水基準については,EGCSガイドラインに記載されている。排水基準については,スキームA,Bのいずれのスキームにおいても同じように要求されている。常時モニタリング項目は温度,pH,濁度,多環芳香族炭化水素(PAHs)である。スクラバの洗浄水排出時に連続モニタリングが必要な濁度計測について,複数の濁度計を用いて同時計測を行い,比較検討を行った。その結果,濁度計により計測値が大きく異なる場合のあること,スクラバ洗浄水のような黒色粒子が浮遊するサンブルの濁度計測では,90°散乱光と透過光を用いたレシオ測定タイプの濁度計が高濁度まで計測できることが確認された。濁度の正しい計測は,PAH計測にも影響を与えるため,PAH計と合わせて適切な濁度計の選択と計測環境の確保が必要である。
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分類 (3件):
分類
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硫黄とその化合物  ,  海洋汚濁  ,  圧縮点火機関 

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