文献
J-GLOBAL ID:201502279590065173   整理番号:15A0670923

物理化学的要因のグラジェントを有するキトサンアルギン酸塩多層フィルム

Chitosan-alginate multilayered films with gradients of physicochemical cues
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 22  ページ: 4555-4568  発行年: 2015年06月14日 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ひとつの方向へ性状が連続変化している生体組織は傾斜機能材料開発のための発想のヒントになる。本研究では,ゲニピン溶液中でキトサン(CHIT)/アルギン酸塩(ALG)被覆ガラスを漸進的に浸漬する,CHITとALGの高分子電解質多重層(PEMs)の連続グラジェントの新しい簡便法を開発した。ゲニピンとの反応時間を変えることで剛性グラジェントをcmスケールで作製できた。水晶マイクロ天秤,比色測定,トリパンブルーアッセイ,全反射フーリエ変換赤外分光法,膨潤能力,水接触角及び動的機械分析(DMA)を使用して,剛性グラジェントの適切な条件を見出した。PEMは良好に作製することができ,均一な物理化学的性状の表面または異なる物理化学的性状のグラジェントによってゲニピンと架橋することができた。CHIT/ALG PEMの疎水性の大きな減少は,膨潤能力の低減とは無関係であり,高架橋物質反応時間で生成できることが分かった。さらに架橋反応をその場でモニターできる革新的かつ特殊なDMAを使用して機械的性質を評価した。反応時間の増加に伴う引張貯蔵弾性の60から140MPaへの増強を確認した。もうひとつのオリジナルDMA試験プロトコルで,局所圧縮貯蔵弾性率も剛性グラジェントに沿ってフィルム上で直接測定した。in vitroでの生物学的な性能として,L929は堅い領域に接着して広がっていることを示した。本研究で,機械的及び物理化学的な性状が調製された生体模倣表面を生産するためのLbL方法論の汎用性と実現性を示し,細胞と基質相互作用の研究に有用であった。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子溶液の物理的性質 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る