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J-GLOBAL ID:201502279841061075   整理番号:15A0622508

酸化されたTi-6A1-2Mo-1.5Cr-2Zr-2Sn-2Nb合金の変色と引張特性

The color changes and tensile properties of oxidized Ti-6A1-2Mo-1.5Cr-2Zr-2Sn-2Nb alloy
著者 (6件):
資料名:
巻: 640  ページ: 488-496  発行年: 2015年08月15日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チタン合金の高温での酸化は激しく,その性質及び使用寿命が制限される。それ故,その構造完全性を破壊することなく,酸化したチタン部品の機械的性質を評価する事は,一般的かつ緊急の課題である。本研究では,初期のバスケット織り微細構造を持つTi-6A1-2Mo-1.5Cr-2Zr-2Sn-2Nb合金の100~1000°Cの温度範囲での変色及び引張特性を調べた。酸化された試料は,鮮やかな,通常の色の変化を示す事が分かった。X線回折(XRD)分析から,色の変化は,主に酸化層に着色酸化チタン(例えば,黄色のTiO,白色のTiO2,青色のTi2O3等)の混合が起こる事に起因することが示唆された。又,機械的性質も,酸化処理によって顕著な影響を受ける事が分かった。600°C以下で酸化された試料は,その細かいバスケット織り状微細構造と緻密な酸化層により優れた強度と可塑性を示した。600~800°Cの温度範囲では,強度がわずかに減少し,可塑性は僅かに上昇した。温度範囲による機械的性質の変化は,主として微細構造の変化によって決定された。800°Cを超えると,主に厚い多孔性酸化膜と緻密でない微細構造の形成により,最終的に強度と可塑性の両方が大幅に減少した。引張試験片の破壊モードも延性破壊(800°C以下)から粒内破壊(800°C以上)に変化した。実験に基づいて,変色と引張特性との対応関係を確立した。ロイヤルブルー色が,酸化チタン合金使用の可否の引張特性を判断する臨界色とすべきである。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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