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J-GLOBAL ID：201502279947855372   整理番号：15A0723560

H₂O₂によるバイオディーゼルのエポキシ化に向けた脱ケイ酸と再結晶によるマイクロ/メソ多孔度を持つ高効率ナノサイズTS-1(チタン含有シリカライト-1)

Highly efficient nano-sized TS-1 with micro-/mesoporosity from desilication and recrystallization for the epoxidation of biodiesel with H₂O₂

著者 (4件)： WILDE N. (Inst. of Chemical Technol., Universitaet Leipzig, Linnestr. 03, 04103 Leipzig, Germany. [e-mail]) ,  PELZ M. ,  GEBHARDT S. G. ,  GLAESER R.
資料名： Green Chemistry  (Green Chemistry)
巻： 17  号： 6  ページ： 3378-3389  発行年： 2015年06月08日 
JST資料番号： W2066A  ISSN： 1463-9262  CODEN： GRCHFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： H₂O₂によるバイオディーゼル中不飽和脂肪酸メチルエステル(FAME)のエポキシ化を,323K,液相中,マイクロ/メソ多孔性ナノサイズTS-1(チタン含有シリカライト-1)に加えマイクロ多孔性ナノサイズTS-1上で調べた。積層形態を持つナノサイズTS-1は,一般的工業TS-1触媒より最大30%高いTi部位数当りの触媒活性を示した。脱ケイ酸-再結晶法によりメソ多孔性を効果的に導入した。構造指向剤テトラプロピルアンモニウムカチオン(TPA⁺)やNaOH存在下のアルカリ処理による脱ケイ酸は,不明確なメソ孔(10~40 nm)生成を導き,恐らく,表面親水性増加を伴った。結果的に,アルカリ処理材料は,バイオディーゼルのエポキシ化で,純粋なマイクロ多孔性親材料より2倍低い触媒活性を示した。アルカリ処理材料の界面活性剤支援再結晶は,より均一で小さいメソ孔(3~10nm)をもたらした。エポキシ化では,再結晶材料は純粋なマイクロ多孔性親材料やアルカリ処理材料の面から著しく,より活性で,エポキシド選択性82%で,FAME転化率は65%に達した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *バイオディーゼル燃料 ,  *不飽和脂肪酸 ,  *カルボン酸エステル ,  *過酸化水素 ,  *エポキシ化 ,  *シリカライト ,  *チタン化合物 ,  *多孔性 ,  触媒活性 ,  *ケイ酸 ,  *脱着 ,  試薬 ,  親水性 ,  *再結晶 ,  選択性 ,  転化率 ,  脂肪族アミン ,  第四アンモニウム
準シソーラス用語： *シリカライト-1 ,  バイオディーゼル ,  *マイクロ多孔性 ,  *メソ多孔性 ,  構造指向剤 ,  *脂肪酸メチルエステル ,  *脱離

分類 (5件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  脂肪族カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物・アシルペルオキシド  (CF03210P) ,  環化反応,開環反応  (CF02050I) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  合成鉱物  (CD01040K)

物質索引 (1件)： テトラプロピルアンモニウム

タイトルに関連する用語 (11件)： H2O2 ,  バイオディーゼル ,  エポキシ化 ,  ケイ酸 ,  再結晶 ,  多孔度 ,  高効率 ,  ナノサイズ ,  TS-1 ,  チタン ,  シリカライト-1