抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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外力の角振動数を変化させるとき,線形系では固有角振動数に近づくと共振を起こして応答振幅が大きくなるが,非線形効果により応答振幅のpeakは高角振動数側あるいは低角振動数側に曲げられて硬化あるいは軟化が起き,jump-up/downの跳躍(jump)現象を伴うこともある。このような非線形現象を制振・免振に利用しようとする視点では,非線形硬化/軟化バネ(静的非線形)と共に慣性力型非線形特性を利用する試みに期待され,それらの特性の解明が求められる。非線形項の係数は一般化できることが振動系の例に示されるので,拡張した運動方程式を調和バランス法と多重尺度法で解析し,数値解析結果と比較し,制振・免振への応用を検討する。(著者抄録)