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J-GLOBAL ID：201502280093391790   整理番号：15A0758567

Alzheimer病脳由来アミロイドβ球状集合に関する固体NMRによる構造洞察

Structural Insight into an Alzheimer’s Brain-Derived Spherical Assembly of Amyloid β by Solid-State NMR

著者 (10件)： PARTHASARATHY Sudhakar (Univ. Illinois at Chicago, Illinois, USA) ,  INOUE Masafumi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  INOUE Masafumi (Inst. of Biomedical Res. and Innovation, Kobe, JPN) ,  XIAO Yiling (Univ. Illinois at Chicago, Illinois, USA) ,  MATSUMURA Yoshitaka (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MATSUMURA Yoshitaka (Inst. of Biomedical Res. and Innovation, Kobe, JPN) ,  NABESHIMA Yo-ichi (Inst. of Biomedical Res. and Innovation, Kobe, JPN) ,  HOSHI Minako (Inst. of Biomedical Res. and Innovation, Kobe, JPN) ,  HOSHI Minako (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ISHII Yoshitaka (Univ. Illinois at Chicago, Illinois, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 137  号： 20  ページ： 6480-6483  発行年： 2015年05月27日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Alzheimer病(AD)などの神経疾患は,疾病特異的アミロイド蛋白質の誤-フォールディングと関連している。本論文では,アミロスフェロイド(ASPD)と呼ばれる中間体,オリゴマー性アミロイド-β(Aβ)から成るADニューロトキシンにおける初の部位特異的構造研究について述べる。複数のASPD-特異的配座抗体を用いた電子顕微鏡および免疫解析に基づいて,AD患者から抽出したネイティブASPDの優れた構造/形態的アナログとして,42残基Aβ(1~42)から成る合成ASPDを確立した。約20残基の固体¹³C-NMR解析およびペプチド鎖間距離の解析から,合成ASPDは平行β-シートを含む均一の単一配座体であることが実証された。これらの結果は,ネイティブASPDへの深い洞察を提供し,Aβ脳においてAβがβ-シート構造を持つ有毒中間体へ自己集合することを示唆している。本研究のアプローチ法は,更に,アミロイド疾患関連の様々な中間体に利用可能である。

シソーラス用語： Alzheimer病 ,  *アミロイドβタンパク質 ,  折畳み構造 ,  ヒト ,  炭素13NMR ,  立体配座 ,  自己集合 ,  β構造 ,  *アミロイド
準シソーラス用語： βシート ,  *アミロスフェロイド ,  *固体NMR

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： Alzheimer病 ,  脳 ,  アミロイドβ ,  球状 ,  集合 ,  固体NMR ,  洞察