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J-GLOBAL ID：201502280118976993   整理番号：15A0556989

高レベル過冷却Al-Cu-Ge合金の2つの硬化メカニズム

Two hardening mechanisms in high-level undercooled Al-Cu-Ge alloys

著者 (3件)： RUAN Y. (MOE Key Lab. of Space Applied Physics and Chemistry, Dep. of Applied Physics, Northwestern Polytechnical Univ. ...) ,  WANG X.J. (MOE Key Lab. of Space Applied Physics and Chemistry, Dep. of Applied Physics, Northwestern Polytechnical Univ. ...) ,  CHANG Shou-Yi (Dep. of Materials Sci. and Engineering, National Chung Hsing Univ., Taichung 40227, Taiwan)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 91  ページ： 183-191  発行年： 2015年06月01日 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ミクロ組織のサイズと相分布の両方は,多相合金の機械的性能に影響を及ぼす。それらのミクロ組織の変化に応じて,拡大過冷却した2つのAl-Cu-Ge合金のミクロ硬さの増大を調べた。ガラスフラックシング法によって2つの合金の類似した範囲の過冷却を得るとともに,示差走査熱量測定によって比較的最小の過冷却を達成した。Al₇₀Cu₁₀Ge₂₀合金では,一次CuAl₂樹枝状晶と(Al)+(Ge)擬2元系共晶の,特に前者のミクロ組織の微細化が高レベル過冷却によってその大きなミクロ硬さ増大を支配する。比較すると,組成が僅かに異なるAl₈₀Cu₁₀Ge₁₀合金では,一次(Al)樹枝状晶が早期に形成するため硬さの降下と限られた微細化硬化の効果を観察する。過冷却が増加するにつれ,より多量でより均一な分布の(Al)+CuAl₂擬2元系共晶相はもちろん,減少した量の(Al)樹枝状晶のための代わりとなる硬化を呈する。2つの合金の機械的性能は,複合則に従い,それらのミクロ組織の変化に従ってそれらの構成する組織の組み合わさった値に十分釣り合う。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 急冷凝固 ,  微小硬さ ,  過冷却 ,  *アルミニウム合金 ,  銅含有合金 ,  ゲルマニウム含有合金 ,  *歪硬化 ,  樹枝状結晶 ,  共晶 ,  押込硬さ ,  金属間化合物 ,  相転移 ,  不均一性

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高レベル ,  過冷却 ,  Al ,  Cu ,  Ge合金 ,  硬化 ,  メカニズム