抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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JR西日本では,これまで新車を継続的に投入して安全性やサービスの向上を図ってきたが,これだけでは,車両改良のペースが遅くなる。そこで,新車投入だけでなく既存車両の「リニューアル」をすることで車両全体の品質向上を図っている。207系通勤形電車は,平成2~15年度までに合計480両が新製投入された車両で,将来のアーバンネットワークの主力となる通勤電車の標準車両を目指して開発され,JR西日本として初めて主回路システムにVVVFインバータ装置を搭載した車両である。しかし,VVVFインバータを中心に老朽化し,電子機器の主要部品が製造中止になり苦慮していたことから,電子機器更新を主体とした老朽化対策を行うとともに,車体の衝突安全対策・車内の安全性向上対策・車両故障防止対策及びバリアフリー対応の充実を目指し体質改善工事を進めている。リニューアル工事の具体的内容を紹介した。