文献
J-GLOBAL ID:201502280395975899   整理番号:15A0566142

CFRTPの極低温切削加工特性に関する研究 液化炭酸ガスを用いたエンドミル側面切削

著者 (3件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 260-265  発行年: 2015年05月01日 
JST資料番号: L0473A  ISSN: 0914-2703  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
炭素繊維複合材料は比強度の高い材料であり,近年,マトリクス樹脂に熱可塑性樹脂を用いたCFRTPが短い成形時間とリサイクルの観点から注目を集めている。その反面,CFRTPは切削加工の難しい難削材として知られ,短い工具寿命やバリの発生が問題となっている。難削性を改善する方法として切削油剤の使用が一般的であるが,マトリクス樹脂の劣化懸念があるため,その使用は制限される。本研究では,液化炭酸ガスを用いた冷却システムを考案し,これをCFRTPのエンドミル側面切削に適用し,極低温冷却条件でのバリ抑制効果および,加工面性状や工具摩耗の改善効果を検討した。冷却による切削抵抗の増加の他,マトリクス樹脂の弾性率の上昇が確認された。工具寿命は乾式加工と同等であったが,加工面性状改善効果とバリ抑制効果が認められた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
機械加工,仕上げ一般 
引用文献 (11件):
  • 1) 酒井 克彦,鈴木 康夫,齊藤 勇樹,山下 堅士:炭素繊維強化熱可塑性樹脂のトリミング加工に関する研究,日本機械学会第9回生産加工・工作機械部門講演会論文集,(2012) 85.
  • 2) 加賀 忠士,安藤 敏弘:熱可塑性CFRPの切削加工に関する研究,岐阜県工業技術研究所研究報告,1 (2013) 24.
  • 3) H. FUKAGAWA, T.HIROGAKI and T. KATO: Development of hole generation technology for CFRP parts using blast, Journal of the Japan Society for Abrasive Technology, 56,4 (2012) 262 (in Japanese).
  • 4) A. KOPLEV, Aa. LYSTRUP and T. VORM: The Cutting process, chip, and cutting forces in machining CFRP, Composites, 14, 4 (1985) 371.
  • 5) T. KANEEDA and M. TAKAHASHI: CFRP Cutting Mechanism (1st Report) - Surface Generation Mechanism at Very Low Cutting Speeds -, Journal of the Japan Society for Precision Engineering, 55, 8 (1989) 1456 (in Japanese).
もっと見る

前のページに戻る