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J-GLOBAL ID：201502280439011841   整理番号：15A0587750

細孔が傾斜配置された生体模倣のTiO₂骨足場上への細胞増殖

Cell growth on pore-graded biomimetic TiO₂ bone scaffolds

著者 (4件)： MUELLER Benjamin (Univ. Oslo, NOR) ,  RESELAND Janne Elin (Univ. Oslo, NOR) ,  HAUGEN Havard Jostein (Univ. Oslo, NOR) ,  TIAINEN Hanna (Univ. Oslo, NOR)
資料名： Journal of Biomaterials Applications  (Journal of Biomaterials Applications)
巻： 29  号： 9  ページ： 1284-1295  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： T0291A  ISSN： 0885-3282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨移植材料を配置する時,骨欠損領域への軟部組織の下方成長を防止するために膜が使用される。これ等の膜は未だその性能と応用に欠点が在る。本検討では,マクロ多孔性足場中に微孔性表面構造を組み込むための方法を選択した。低い多孔性表面を,4つの異種材料組成物(二酸化チタン(TiO₂),ポリカプロラクトン(PCL),ポリカプロラクトン/水,ポリカプロラクトン/βリン酸三カルシウム(β-TCP))で浸漬塗装して作製した。本検討の仮説は,覆った微孔性表面を有するマクロ多孔性のTiO₂足場が,in vitroで軟部組織に面した足場表面上の骨細胞接着および増殖を促進することであった。理想的には,所望の表面構造は,骨の再成長用に十分な栄養補給および廃棄物移送を与えると同時に,歯肉細胞を迅速に移動していた。従って,全般的目標は,骨修復を促進用に多機能の細孔傾斜した足場を開発することであった。非再吸収可能な(TiO₂)および再吸収材料(PCL)から作製された異種表面を作製しそして特性化した。その結果,TiO₂表面は,細胞形態,吸着およびインターロイキン6(IL-6)分泌物に関して良好に機能していた。従って,著者等の最初に述べた仮説は,既報告条件下での微小孔TiO₂表面では確認することができた。しかしながら,TiO₂足場中への構造的な膜機能集積は,臨床面の管理容易性,間隔作成能力を増強し,そして今後の歯槽骨欠損の処置において膜利用を減らすかも知れなかった。

シソーラス用語： 模倣 ,  骨形成 ,  *細孔構造 ,  傾斜 ,  配置 ,  基質 ,  *培地 ,  *酸化チタン ,  *ポリカプロラクトン ,  多孔性 ,  表面 ,  *浸漬塗装 ,  *骨芽細胞 ,  *軟部組織 ,  骨移植 ,  骨疾患 ,  ダウンレギュレーション ,  表面構造 ,  リン酸カルシウム ,  細胞接着 ,  細胞増殖 ,  栄養補給法 ,  再建術 ,  整形外科 ,  形態 ,  吸着 ,  インターロイキン6 ,  分泌物 ,  歯周疾患
準シソーラス用語： β-リン酸三カルシウム ,  *二酸化チタン ,  骨欠損 ,  骨修復 ,  細胞形態 ,  歯槽骨欠損 ,  生体模倣 ,  *足場【移植】 ,  超微細多孔質 ,  *軟組織

分類 (6件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  歯と口腔の疾患の治療一般  (GT05010F) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  対流・放射熱伝達  (PA02030K) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  ポリエステル,アルキド  (YH07070P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 細孔 ,  傾斜配置 ,  生体模倣 ,  TiO2 ,  足場 ,  細胞増殖