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J-GLOBAL ID:201502280455318973   整理番号:15A0314736

分子オルガノゲルn-デカン/12-ヒドロキシオクタデカン酸: ゾルゲル転移,レオロジーおよび微細構造

The molecular organogel n-decane/12-hydroxyoctadecanoic acid: Sol-gel transition, rheology, and microstructure
著者 (3件):
資料名:
巻: 469  ページ: 315-325  発行年: 2015年03月20日 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,特定のオルガノゲル,即ち,二元系のn-デカン/12-ヒドロキシオクタデカン酸(12-HOA)の特性について報告する。最初に,完全な特徴付けを提供するために,DSCとレオロジーの測定から,ゲル化剤濃度の関数としてのゾルゲル転移温度を決定した。さらに,ゾルゲル転移エンタルピーとして,DSCから熱力学的パラメータを計算した。二番目に,振動剪断レオメータを用いて,レオロジー特性を調べた。三番目に,ゲルネットワークとゲル化剤ファイバーの構造を調べた。そのために,SANS測定を実施し,ファイバーの平均径とファイバーノードの平均厚さのような構造パラメータだけでなく,ネットワーク構築で含まれるゲル化剤のモル分率を求めた。また,凍結破砕法(FFEM)で調製した12-HOAゲルを電子顕微鏡(EM)で観察した。他のEMがゲル溶媒の蒸発などの修正を必要とするのに対して,FFEMは凍結保存に起因する元の状態の試料を画像化することができる。EMの画像から,ゲル化剤ファイバーの螺旋構造の意味を決定し,層状微細構造を解析した。本研究では,モデル系であるn-デカン/12-HOAで,ゲル化剤ネットワークの深い理解を可能にした。さらに,本研究で得られた結果は,油と12-HOAからなる二元系オルガノゲルで公開されている全てのデータと完全に一致しており,換言すれば,ゲルに関連する未回答の質問に対する多くを理解するのに役立っている。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  ,  アルカン  ,  高分子固体の構造と形態学  ,  コロイドのレオロジー 

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