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J-GLOBAL ID:201502280597875772   整理番号:15A0419122

多孔質TiO2膜のホウ素取込みによる親水性の向上およびin vitro生物活性

Enhanced hydrophilicity and in vitro bioactivity of porous TiO2 film through the incorporation of boron
著者 (7件):
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巻: 41  号: 3 PB  ページ: 4452-4459  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,MAO法およびホウ素(B)の利点を活用するため,MgO法により新規ホウ素取込みTiO2膜(B-TiO2)を作製した。B-TiO2の物理化学特性およびin vitro生物活性を調べ,Bなし(TiO2膜)と比較した。TiO2膜と比較して,B-TiO2膜は形態,表面粗さおよび相組成が顕著に異なっていた。しかし,B-TiO2膜はTiO2膜より親水性であり,水接触角は77±1.7°から65±3.1°に顕著に低下した。疑似体液(SBF)中で,B-TiO2膜はTiO2膜と比較してアパタイト形成能が向上し,Bの取込みによりMAO作製膜の生物活性が改良されたことが示唆された。B-TiO2膜の向上した生物活性の可能な機構を提案した。Bは,B2O3およびCa2B2O5・H2Oの形でMAO膜中に存在していた。Ca2B2O5・H2OはSBF中で部分的に水酸化し,boranol(B-OH)基に転移した。生物活性の向上は,SBF中でB-TiO2膜表面に生成したB-OH基に帰せられた。研究の結果から,B-TiO2膜は生体用生物活性材料に期待できることが示唆された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  セラミック・磁器の性質  ,  医用素材 

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