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J-GLOBAL ID：201502280734683150   整理番号：15A0259459

アンバ 真実と風説2.0

INVAR Truths and Rumors 2.0

著者 (1件)： ABBERGER S. L. (Re-Steel Supply Co., CO)
資料名： SAMPE Journal (Society for the Advancement of Material and Process Engineering)  (SAMPE Journal (Society for the Advancement of Material and Process Engineering))
巻： 51  号： 1  ページ： 7-11  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： E0919A  ISSN： 0091-1062  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複合材料の金型として使われるユニークな合金,アンバについて,依然としてよく言われている10の誤解について解説し,事実とデータに基づいて訂正した。1)稀有な新材料。鉄とニッケルの合金で100年以上も前からある。2)供給不足。10000t/yの生産量で,サイズも金型用には十分である。3)高価。$13/kgで炭素鋼よりは高いが,特性を考慮すれば値頃である。4)一定の化学組成。高溶接性グレードと自在機械加工性グレードがある。5)炭素鋼より損傷し易い。特性比較表に加え,切欠き不感性に利点を有する。6)重過ぎる。密度は炭素鋼とほぼ同じで,低熱膨張率と高耐久性を有する。7)低熱伝導性のためにオートクレーブ硬化時間が長い。確かに熱伝導率は炭素鋼の1/5だが,CFRPの3倍で,中程度サイズなら30min/サイクルで硬化できる。8)溶接困難。標準的な注意事項を守れば,アーク溶接。レーザ溶接,電子ビーム溶接が可能である。9)複合材料用金型に最適。低熱膨張率(精密成形)と高耐久性をそれほど必要としないなら,他の金型材料で十分である。10)金型として時代遅れ。低熱膨張率は特に航空宇宙用材料向けには今も金科玉条である。

シソーラス用語： *アンバ ,  行為 ,  鉄合金 ,  蒸気養生 ,  熱膨張係数 ,  耐久性 ,  繊維強化プラスチック ,  航空宇宙用材料 ,  材料 ,  炭素繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： CFRP ,  オートクレーブ硬化 ,  *金型材料 ,  *誤解 ,  鉄ニッケル合金

分類 (2件)： 金属材料一般  (WE01000P) ,  成形工程とその装置一般  (YH04030C)

タイトルに関連する用語 (1件)： アンバ