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J-GLOBAL ID：201502280777791046   整理番号：15A0495946

ゴマ品種「真瀬金」の成長,開花および着果に及ぼす高地温の影響

Effects of High Soil Temperature on Growth, Flowering and Capsule Set of Sesame Cultivar “Masekin”

著者 (7件)： KUMAZAKI Tadashi (Meijo Univ., Nagoya, JPN) ,  KUMAZAKI Tadashi (Toyohashi Univ., Toyohashi, JPN) ,  KAWAMURA Mariko (Meijo Univ., Nagoya, JPN) ,  HIRANO Tatsuya (Meijo Univ., Nagoya, JPN) ,  YASUMOTO Satoko (National Agricultural Res. Center, Ibaraki, JPN) ,  KATSUTA Masumi (Hokkaido Agricultural Res. Center, Hokkaido, JPN) ,  MICHIYAMA Hiroyasu (Meijo Univ., Nagoya, JPN)
資料名： 名城大学農学部学術報告  (Scientific Reports of the Faculty of Agriculture, Meijo University)
号： 51  ページ： 27-33  発行年： 2015年03月28日 
JST資料番号： Z0616A  ISSN： 0910-3376  CODEN： MDNGBZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マルチの地温上昇効果を検討するために,ゴマ品種「真瀬金」を用いて,ポット栽培で電熱線によって高地温処理を行い,成長,開花および着果に及ぼす地温の影響を解析した。高地温処理によって生育初期の主茎の伸長および肥大が促進され,出葉数が増加し,開花始期が早まった。さらに,高地温処理は主茎伸長期間および開花期間が長期化し,開花数,さく果数および種子収量が増加した。高地温処理によって,葉数増加のみならず,葉の大きさおよび葉緑素含量(SPAD)の増加が認められたことから,光合成同化量の増加が示唆され,この効果が生育後期の成長にまで影響すると考えられた。高地温区のさく果当たり種子数および種子1粒重の増加がわずかであったことから,高地温区の収量増加は,1個体当たりさく果数の増加に因るものであり,このさく果数の増加は,開花節数と着果率の両方の増加に起因してした。これらの結果から,他の作物にストレスとなる高地温でさえも,ゴマでは生育促進に作用することが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ゴマ ,  *植物成長 ,  開花 ,  結実 ,  *地温 ,  マルチ ,  葉 ,  光合成 ,  作物収量 ,  種子 ,  ポット試験 ,  クロロフィル ,  *植物生理
準シソーラス用語： *真瀬金

分類 (2件)： 油料作物  (FC03074V) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： ゴマ ,  品種 ,  成長 ,  開花 ,  着果 ,  地温