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J-GLOBAL ID：201502280961467090   整理番号：15A0598694

Tiの酸素及び窒素を通気した0.35%NaCl溶液中での超音波キャビテーション浸食

Ultrasonic cavitation erosion of Ti in 0.35% NaCl solution with bubbling oxygen and nitrogen

著者 (4件)： LI D.G. (State Key Lab. of Tribology, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  WANG J.D. (State Key Lab. of Tribology, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  CHEN D.R. (State Key Lab. of Tribology, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  LIANG P. (State Key Lab. of Tribology, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN)
資料名： Ultrasonics Sonochemistry  (Ultrasonics Sonochemistry)
巻： 26  ページ： 99-110  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： W0716A  ISSN： 1350-4177  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Tiの0.35%NaCl中での超音波キャビテーション浸食に及ぼす酸素と窒素の影響を磁気歪誘導超音波キャビテーション浸食(CE)施設と走査電子顕微鏡(SEM)を用いて研究した。Tiの不動態膜の組成と電子特性における酸素と窒素の役割をMott-SchottkyプロットとX線光電子スペクトル(XPS)により研究した。結果によるとTiの0.35%NaCl溶液中での質量損失はキャビテーション時間の増加と共に増加した。通気酸素は超音波キャビテーション浸食に対する抵抗を通気窒素よりも明らかに増加した。XPSによると酸素通気3週間でのTiの0.35%NaCl中での不動態膜の厚みはおよそ7nmで,その不動態膜は主としてアナターゼ構造のTiO₂から構成された。一方窒素通気3週間の場合0.35%NaCl中のTiの不動態膜ではルチル構造のTiO₂が見られ厚みは5nmであった。Mott-Schottkyプロットから得た結果によると酸素通気の場合のTi不動態膜は窒素通気の場合のTi不動態膜に比べドナー密度が高い。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *チタン ,  *塩化ナトリウム ,  水溶液 ,  超音波照射 ,  *キャビテーション浸食 ,  *酸素 ,  *窒素 ,  吹込 ,  振動 ,  電子顕微鏡観察 ,  X線光電子スペクトル ,  曲線 ,  重量損失 ,  時間依存性 ,  *不動態皮膜 ,  酸化チタン ,  アナターゼ ,  ルチル ,  膜厚 ,  ドナー
準シソーラス用語： Mott-Schottky曲線 ,  磁歪振動

分類 (3件)： 電極過程  (CB07040U) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  音波伝搬  (BB03030G)

タイトルに関連する用語 (7件)： Ti ,  酸素 ,  窒素 ,  通気 ,  溶液 ,  超音波キャビテーション ,  浸食