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J-GLOBAL ID:201502281106432994   整理番号:15A0623049

表面粗面化ジルコニア:水熱安定性に向けて

Surface roughened zirconia: towards hydrothermal stability
著者 (6件):
資料名:
巻: 47  ページ: 95-106  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: W2351A  ISSN: 1751-6161  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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骨結合や癒合を目的とした修復歯科学で使用される,複数のイットリア安定化ジルコニアコンポーネントにおいては,表面粗さが必要である。表面粗さは,様々な処理により形成可能であるが,表面のミクロ構造を修正することも可能である。様々な手法の中では,サンドブラストおよび化学的エッチングは広く使われているが,ジルコニアの水熱エージングへのこれらの効果については,完全には明らかになっていない。本研究では,上記技術により形成されたジルコニア粗面の長期安定性を分析し,水熱エージングを防止し,オリジナルな表面形態および力学的特性を維持する方法を提案した。本手法には,粗面化面上でのセリウム塩溶液の圧力浸潤と,それに続く,熱処理が含まれる。本溶液は,表面欠損や小型孔隙によりトラップされるが,酸化セリウムへの熱処理の際に分解され,高温で拡散し,近表面領域においてCe共ドーピングが保持される。さらに,サンドブラストまたは化学的エッチングにより近表面で誘発されるミクロ構造的な変化は,熱処理ならびに表面欠損により除かれる。色彩変化は全く観察されず,最終的な粗さパラメータは,既存のインプラントで良好な骨結合が証明済みの範囲内に収まった。Ce共ドーピング素材の耐老化性は,大きく増強されており,人工的劣化試験後のエージングは見られず,本方法では,表面の機械的完全性が増加することがわかった。本提案の処理は,現行の製造方法によるジルコニアの歯科用ポスト,アバットメント,クラウンならびに義歯に適用可能であり,これらまたはほかの生医学的アプリケーションにおける,熱水エージングに対する解決策を示している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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医用素材  ,  歯科学一般  ,  歯科材料  ,  材料試験一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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