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J-GLOBAL ID:201502281187524324   整理番号:15A0547639

サンプル間のラマンスペクトル選択性を高め,密度測定精度を向上させるためのガラス転移温度付近のポリエチレンペレットの測定

Measurement of polyethylene pellets near the glass transition temperature to enhance Raman spectral selectivity among samples and improve accuracy for density determination
著者 (4件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 1906-1912  発行年: 2015年03月21日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ラマン分光法を用いるポリエチレン(PE)密度の多変量解析精度を向上させるための簡単で効果的な方法を報告する。この方法は,PEサンプルのポリマー構造変化,特に氷点下の温度範囲で,スペクトル選択性を高め,それによって密度のような予め定まった物理特性の多変量相互関係を潜在的に改善する可能性に基づいている。評価のために,低温から室温付近までの連続的温度上昇の間,一定の間隔でラマンスペクトルを取得した。各時間間隔で収集したラマンスペクトルの特徴と基準PE密度値を関係付けるために,部分最小二乗(PLS)回帰を用いて,キャリブレーションモデルを開発した。興味深いことに,PEペレット温度が-35°C,ガラス転移温度(Tg)付近のときに正確さが向上した。正確さの改善を説明するために,温度変化誘起のスペクトル変化を二次元(2D)相関分析で解析した。Tg付近で,PEsの非晶質部で主に発生する多様な分節チェーンの動き(ミクロブラウン運動)が,PEのサンプル間のスペクトル選択性を大きく強化した。また,この温度付近に発生するマイナーなβ-リラクゼーションはスペクトル選択性を高める付加的要因であった。相遷移の存在を確認するために,並行して,試料の示差走査熱量測定(DSC)曲線も調べた。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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質量,密度,比重の計測法・機器  ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  高分子固体の物性一般 

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