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J-GLOBAL ID:201502281303758680   整理番号:15A0260066

上皮性卵巣癌におけるABCC1/MRP1とABCC4/MRP4の臨床病理学的影響

Clinicopathological Impact of ABCC1/MRP1 and ABCC4/MRP4 in Epithelial Ovarian Carcinoma
著者 (10件):
資料名:
巻: 2013  号: Oncology  ページ: 143202 (WEB ONLY)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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卵巣癌は婦人科悪性新生物による死亡の主要原因である。原発上皮性卵巣癌患者における白金-パクリタキセル治療効果にもかかわらず,白金ベース化学療法は有効ではなく,耐性は治療失敗の最も重要な原因の一つである。ABC輸送体は細胞の多剤耐性に寄与するが,これら排出ポンプの臨床的意義の理解はまだ十分ではない。それらの臨床的影響への識見を更に深めるため,MRPファミリ(ABCC1/MRP1,ABCC4/MRP4の輸送体の予後的役割を解析した。異なるステージと組織タイプの卵巣癌患者127名の症例検体を使用した。MRP1とMRP4の発現を,初期手術時点で採取した腫瘍検体において,組織マイクロアレイを用いて免疫組織化学的に解析した。MRP1発現とグレード間に相関を見いだし,MRP4は多変量解析において疾患再発に悪影響を示すことを認めた(HR=2.05,95%CI:1.01~4.11;P=0.045)。これら結果は,上皮性卵巣癌において,MRP1発現が腫瘍グレードと相関し,悪性度マーカとしての可能性を示唆し,MRP4が疾患転帰において不適切な役割を果たすことを支持する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
女性生殖器と胎児の腫よう  ,  細胞膜の輸送 

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