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J-GLOBAL ID:201502281360630275   整理番号:15A0694246

細胞と成長因子キャリアーおよび被覆マトリックスとしての低分子量ヘパリン/プロタミンナノ/マイクロ粒子

Biomedical Application of Low Molecular Weight Heparin/Protamine Nano/Micro Particles as Cell- and Growth Factor-Carriers and Coating Matrix
著者 (6件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 11785-11803 (WEB ONLY)  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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低分子量ヘパリン(LMWH)/プロタミン(P)ナノ/マイクロ粒子(N/MPs)(LMWH/P N/MPs)を,ヘパリン結合成長因子(GFs)および脂肪由来間葉細胞(ADSCs)と骨髄由来間葉幹細胞(BMSCs)を含む,接着細胞に対するキャリアーとして応用した。LMWHとPの混合は,N/MPs(直径100nm~3μm)の分散を生じた。LMWH/P N/MPsを,細胞表面または細胞外マトリックスに固定化し,GFs遊離をコントロールし,活性化し,各種のGFsを保護した。更に,LMWH/P N/MPsは,細胞を含む接着細胞表面にも結合でき,細胞とLMWH/P N/MPsの凝集形成を誘導した。これら凝集は,相当細胞生存性を促進し,in vivoで血管化および線維組織形成を誘導した。ADSCsまたはBMSCsと組み合わせた,LMWH/P N/MPsは,ADSCsとLMWH/P N/MPs-凝集物の移植により,虚血性疾患における血管化と線維組織形成誘導に対する,有望な,新しい治療薬になる可能性がある。LMWH/P N/MPsは,組織培養プレートにも結合でき,外因性GFsまたはこれら細胞からGFsを吸着できる。GFs存在下でのLMWH/P N/MPs被覆マトリックスは,増殖と分化の様な細胞活性をコントロールできる新しい生体材料を提供する。更に,LMWH/P N/MPsと血漿培地ゲルを用いた,ADSCsとBMSCsを含む,細胞の三次元培養は,効果的な細胞増殖を示した。このように,LMWH/P N/MPsは,GFsおよびADSCsとBMSCsの様な間葉細胞の両方に対する適切なキャリアーになり,それらの培養に対する機能被覆マトリックスである。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  細胞生理一般  ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般  ,  生物薬剤学(基礎) 

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