抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ナイトレートフィルムは加熱による発火の危険性を有し,危険物第5類に指定されている。ナイトレートフィルムの精度の高い修復作業を安全に遂行するために,現在の環境下におけるナイトレートフィルムの発火リスクの検証実験を行った。実験は,加熱ヒータ上にアルミ板を載せて,その上部に配置したナイトレートフィルム片を一定の温度で30分加熱し,放射温度計を備えた温度センサによりナイトレートフィルムの表面温度を計測した。角度は160度から180度の範囲内で10度ごとに実験を行い,発火するまでの時間を計測して加熱温度と発火時の関係をグラフにした。実験結果から,発火点は220度以上であり,発火の危険性は低いことを検証した。