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J-GLOBAL ID：201502281708534623   整理番号：15A0202710

1050および5052アルミニウム合金管端末の揺動回転フランジ成形におけるカーリングの抑止

著者 (1件)： 北澤君義 (信州大 工)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 65  号： 1  ページ： 2-6  発行年： 2015年01月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 薄肉円管端末成形の多品種少量生産化への対応を目的に,揺動回転成形が開発されている。円管端末の揺動回転口広げ成形や揺動回転口絞り成形では,円すい工具との接触面積率を小さくすると,カーリングを抑止できることが明らかにされている。本研究では,工具パススケジュールとして実用上簡便なパススケジュールである2パス法を取り上げ,円管端末成形の重要な成形の一つである,揺動回転フランジ成形過程中に生じるカーリング発生挙動を実験的に調べた。揺動回転フランジ成形のカーリング抑止条件は,無次元化工具送り量F≧0.01では初期接触面積率X₀単独で決まり,F<0.01ではX₀のほかにFの影響も受けることが分かった。

シソーラス用語： アルミニウム ,  *アルミニウム合金 ,  金属管 ,  *つば張出 ,  回転成形 ,  揺れ ,  薄肉管 ,  *塑性加工 ,  特殊成形 ,  *成形性 ,  変形 ,  工具 ,  経路 ,  距離 ,  面積 ,  口広げ ,  口絞り加工 ,  角度依存性 ,  傾斜角
準シソーラス用語： A1050 ,  A5052 ,  フランジ成形 ,  揺動 ,  カール【変形】 ,  加工経路 ,  送り量 ,  接触面積 ,  口広げ加工 ,  変形モード

分類 (1件)： 特殊成形  (WC04040W)

引用文献 (5件)：

• 1) 北澤君義,小林 勝,丸野浩昌:塑性と加工,29 (1988), 767–774.
• 2) 日本塑性加工学会編:チューブフォーミング,コロナ社,(1992), 114.
• 3) 北澤君義,小林 勝,飯田 実:塑性と加工,33 (1992), 1080–1083.
• 4) 北澤君義,小林 勝,丸野浩昌:塑性と加工,30 (1989), 1259–1266.
• 5) 北澤君義:軽金属,46 (1996), 225–230.

タイトルに関連する用語 (6件)： アルミニウム合金 ,  管端末 ,  揺動回転 ,  フランジ成形 ,  カーリング ,  抑止