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J-GLOBAL ID：201502281739124563   整理番号：15A0760525

褐炭を使用する工業廃水からのCu回収

Cu recovery from industrial wastewater using brown coal

著者 (4件)： YOSHINO Atsushi (Dep. of Chemical and Environmental Engineering, Gunma Univ., 1-5-1 Tenjin-cho, Kiryu 376-8515, JPN) ,  YAMATO Ryosuke (Dep. of Chemical and Environmental Engineering, Gunma Univ., 1-5-1 Tenjin-cho, Kiryu 376-8515, JPN) ,  SATO Kazuyoshi (Dep. of Chemical and Environmental Engineering, Gunma Univ., 1-5-1 Tenjin-cho, Kiryu 376-8515, JPN) ,  TAKARADA Takayuki (Dep. of Chemical and Environmental Engineering, Gunma Univ., 1-5-1 Tenjin-cho, Kiryu 376-8515, JPN)
資料名： Fuel Processing Technology  (Fuel Processing Technology)
巻： 136  ページ： 64-67  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： A0298B  ISSN： 0378-3820  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩化銅によるエッチングプロセスは,プリント配線ボード製造において広く使用されている。褐炭は,その中にカルボキシル基および水酸基を持つことから,イオン交換能力を有している。褐炭のこの能力を使用し,低いエネルギー消費法による廃エッチング溶液からの銅回収を研究した。その結果,この廃溶液中の銅イオンは,水酸化アンモニウムの添加,pHの9~11.5への調整,そして室温にて溶液の撹拌により,Loy Yang褐炭上に,約8.5wt%負荷された。Cu負荷褐炭は,極端な低温160~180°Cにて燃焼され,0.5~1.0μmの酸化銅粒子を,その残渣として形成した。この銅回収系を商業化するためには,Cu負荷褐炭のCu負荷量および低温燃焼がこのプロセスコストの鍵要因であるので,Cu負荷条件および低温燃焼の反応動力学を,TG分析により研究した。TGデータ使用の動力学分析により,初期燃焼の活性化エネルギーは,Cu負荷量により影響される。Cu負荷が8.6wt%である時,その活性化エネルギーは,原料石炭のそれの56%まで低下される,と推定された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *工場廃水 ,  *銅 ,  *資源回収 ,  褐炭 ,  イオン交換 ,  *エッチング液 ,  燃焼 ,  pH依存性 ,  金属イオン ,  銅化合物 ,  反応速度論 ,  低温燃焼 ,  銅イオン ,  *廃棄物 ,  *液状廃棄物 ,  *産業廃棄物

分類 (2件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  廃水処理  (WA01083M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 褐炭 ,  工業 ,  廃水 ,  Cu