抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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燃料または煙道ガスからの塵埃除去に対し,エネルギー効率改善のためまた下流装置の損傷回避のため,高温静電集塵器を提案した。本稿は,マイナス直流コロナ放電に対し包括的理解を与え,かつ高温にてコロナ安定性を増す方法を見つけるため,の試みである。そのコロナ放電特性を,温度範囲293K~1173K,種々の放電ギャップおよび電極幾何形状下にて,ワイヤープレート放電配置にて研究した。そのV-I特性を,コロナ開始/スパーク電圧,運転電圧範囲,およびコロナ電流組成を含めて,分析した。その放電電流密度は,温度が上がるにつれて大きくなり,電子運搬電流は,高温にて重要になる。例えば,その電子運搬電流は,10kVの応用電圧下1073Kにて,全放電電流の~40%になる。この応用電圧範囲は,温度が上がるにつれて減少する。温度が1073Kを超え,そしてその放電ギャップは50mmより小さい時,そのコロナ放電は不安定になり,局部ブレークダウンが頻繁に起きる。何故ならば,そのイオン化係数および電子数が,大きく増大するからである。その運転電圧範囲は,放電ギャップが30mmから70mmに大になる時,1073Kにて8.2kVから13.6kVに上がる。ワイヤおよびスパイラル電極と比較し,リボン電極は,より容易にスパークを生ずる。ワイヤ直径は,高温にてそのスパーク電圧およびコロナ安定性に,殆ど影響を与えなかった。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.