抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らは,制御された方式で,事前プログラムされた,流量切換え可能な,浸透ポンプ動作できる,受動マイクロ流体素子チップの実証に成功した。浸透駆動されるポリジメチルシロキサン製ダイアフラムが,希望した体積排出を生む,マイクロ流体素子ポンプ動作のために採用される。組込まれた時間スイッチで制御されて,ダイアフラムが間欠的に駆動され,時間変化パターンを実現する。ここでは,専用の逆止弁とブリーザ弁を有する真空発生器が採用されて,液体サンプル採取を実現する。この事前プルグラムされたマイクロ流体素子チップは,機能的高分子で構成され,切削,レーザーマシニング,注型,および多層接合工程によって微細加工される。原型実証試験において,浸透のための半透過性材料として,蒸気透過性熱可塑ポリウレタンが使用される。有効透過面積10.6mm
2,厚さ15μmで,一定浸透ポンプ流量9.3nl/sが測定される。数分間の休止を伴って交番される,一定流量ポンプ動作の運転シーケンスを実現するために,受動マイクロチップを事前プログラムできることが実証される。実ポンプ流量と,オンオフ周期は,事前プログラム値との差が5%未満で,一方,希望する時間変化輸送パターンを実現するために,簡単に調整できることがわかる。従って,受動マイクロチップ上で,タイミング調整した反応とインキュベーションのシーケンスが実現できて,各種の可搬式および看護現場での試験および応用の需要を完遂できる。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.