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J-GLOBAL ID：201502281914227176   整理番号：15A0407452

比較的短距離のための無線ビーム電力伝送システム

Power Transfer System by a Beamed Radio for a Relatively Short Haul

著者 (6件)： 高野忠 (日本大 理工) ,  宮崎康行 (日本大 理工) ,  三枝健二 (日本大 理工) ,  藤野義之 (東洋大 理工) ,  牧謙一郎 (JAXA 宇宙科研) ,  古川実 (日本電業工作)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 399(WPT2014 78-87)  ページ： 43-47  発行年： 2015年01月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿はエネルギーを比較的短距離で,電波ビームによりワイヤレスで輸送するシステム・技術を提案する。入力される電力はマイクロ波に変換され,電波ビームとして受電点まで伝搬する。マイクロ波は再び直流あるいは交流の電力に変換され,ユーザに出力される。次にシステムを実現するため,検討すべき項目について述べる。第1項では,ビーム伝搬特性を解析し,比較的短距離であるため,ビームを絞れること,その結果受電アンテナを小さくできることを示す。電力をビームに集中することは,他の電波システムとの干渉を避けることに役立つ。次に十分な電力をマイクロ波で生成し整流するために必要な,入力と出力半導体素子の性能について述べる。最後に本技術の応用について言及する。これらは社会の様々な場面で使われると思われる。(著者抄録)

シソーラス用語： *無線伝送 ,  *電力供給 ,  *電波ビーム ,  マイクロ波 ,  伝搬特性 ,  アンテナ ,  干渉 ,  整流 ,  半導体素子 ,  *無線電力伝送
準シソーラス用語： *短距離無線通信

分類 (2件)： 屋内配電・電源設備  (NB05050C) ,  その他の無線通信  (ND08050D)

引用文献 (13件)：

• NEDO再生可能エネルギー技術白書、第2版(2014).
• 村尾洋二、高野忠、"無線電力伝送における開口面アレー形送電アンテナとレクテナの設計に関する一検討"、電子情報通信学会論文誌、vol.J81-B-II,No.1,pp.46-53,1998.
• 高野忠、名取通弘、大西晃、三好一雄、井上登志夫、水溜仁士、箭内英雄、広沢春任、"ケーブルで構成した展開形の大口径衛星搭載アンテナ"、電子情報通信学会論文誌、vol.J81-B-II,No.7,pp.673-682,1998.
• Akira Meguro, Akio Tsujihata, Naokazu Hamamoto and Masanori Homma, "Technology status of the 13 m aperture deployment antenna reflectors for Engineering Test Satellite VIII", Acta Astronautica, vol.47, nos. 2-9, (2000) pp. 147-152.
• 宇野孝、柴田国明、三枝健二、高野忠、"ビーム集光法を用いた無線電力伝送"、第17回宇宙太陽発電システムシンポジウム講演集,no.xx,東京、October,2014.

タイトルに関連する用語 (3件)： 無線 ,  ビーム ,  電力伝送