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J-GLOBAL ID：201502281947108172   整理番号：15A0759631

バーミキュライトからのセシウム脱着プロセスに関与するサイトの性質

Nature of the sites involved in the process of cesium desorption from vermiculite

著者 (4件)： DZENE Liva (Univ. de Poitiers/CNRS, UMR 7285 IC2MP, HydrASA, 5 rue Albert Turpain, Bat. B8, TSA - 51106, 86073 Poitiers cedex 9, FRA) ,  TERTRE Emmanuel (Univ. de Poitiers/CNRS, UMR 7285 IC2MP, HydrASA, 5 rue Albert Turpain, Bat. B8, TSA - 51106, 86073 Poitiers cedex 9, FRA) ,  HUBERT Fabien (Univ. de Poitiers/CNRS, UMR 7285 IC2MP, HydrASA, 5 rue Albert Turpain, Bat. B8, TSA - 51106, 86073 Poitiers cedex 9, FRA) ,  FERRAGE Eric (Univ. de Poitiers/CNRS, UMR 7285 IC2MP, HydrASA, 5 rue Albert Turpain, Bat. B8, TSA - 51106, 86073 Poitiers cedex 9, FRA)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 455  ページ： 254-260  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 外部収着サイトと全収着サイトの比だけが異なる,三つの粒子サイズ分画(10~20,1~2及び0.1~0.2μm)のナトリウム飽和バーミキュライトライトを用い,セシウムイオンの脱着に含まれるサイトの性質を調べた。収着は初期濃度が5.6×10^-4から1.3×10^-2mol/Lのセシウム水溶液に関して調べ,セシウムの脱離はアンモニウムイオンとの交換によって調べた。その結果,(1)吸着セシウム量はセシウム溶液の初期濃度に強く粒子サイズに依存すること,及び(2)用いた粒子サイズには無関係にセシウム水溶液の初期濃度が高くなると脱着カチオン(Na⁺とCs⁺)量は著しく減少することが明らかになった。これらの結果の定量的解析から,外部表面(エッジと基底面)の収着サイトに吸着したセシウムイオンはアンモニウムイオンにより脱離できると考えられる。これに反して,水性条件下での構造の崩壊のため層間サイトに吸着したほとんどのセシウムイオンは固定されたままに留まる。本研究は汚染土壌環境中の高電荷膨潤粘土鉱物とセシウムが関与するイオン交換プロセスを記述するための熱力学的定式化を考える場合の交換プロセスに関与するサイトの性質の様な重要な情報を提供している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *バーミキュライト ,  *脱着 ,  結合部位 ,  収着 ,  イオン交換 ,  アンモニウムイオン ,  外面 ,  汚染土壌 ,  粘土鉱物 ,  セシウム化合物 ,  金属イオン ,  サイズ効果 ,  ナトリウム化合物 ,  粒径 ,  濃度依存性 ,  底面 ,  膨潤 ,  電荷分布 ,  密度 ,  縁効果 ,  除去 ,  浄化 ,  *土壌汚染物質 ,  *セシウムイオン ,  電荷密度 ,  汚染除去 ,  *汚染物質
準シソーラス用語： 外部表面 ,  吸着サイト ,  基底面 ,  汚染物除去

分類 (5件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  吸着剤  (YB03000W) ,  界面化学一般  (CB12010J) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (5件)： バーミキュライト ,  セシウム ,  脱着 ,  プロセス ,  性質