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J-GLOBAL ID:201502281992759834   整理番号:15A0322283

硫化物誘導コンクリート下水管腐食の遊離亜硝酸を用いた新奇で簡単な防食処理

A novel and simple treatment for control of sulfide induced sewer concrete corrosion using free nitrous acid
著者 (5件):
資料名:
巻: 70  ページ: 279-287  発行年: 2015年03月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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下水道において硫化物の硫酸への酸化によって起こされる微生物活動起源のコンクリート腐食を防止する新奇な技術が求められている。本研究は活性な腐食性生物膜を収容するコンクリート表面におけるH2S酸化を低減する新奇な方法を提案する。この方法は,腐食性生物膜を遊離亜硝酸(FNA,即ち,HNO2)で処理して硫化物の生物的酸化を抑制することを狙いとする。活発な腐食活性を持ち,表面pHが3.8±0.3と2.7±0.22つのコンクリート試験片に亜硝酸塩を噴霧した。両試験片とも亜硝酸塩噴霧後15日でH2S取込み(摂取)速度は84~92%減少した。全実験期間を通じて(噴霧後12か月間),H2S摂取速度の明確な回復はみられず,腐食生成w生物膜の活性抑制にFNA処理が長期的に有効なことを示した。コンクリート試験片表面の微生物に対する生/死汚染試験は生存細菌細胞が亜硝酸塩散布39h後>80%減少しすることを示し,生物膜細胞がこの処理で殺菌されることを示唆した。腐食を起こす生物膜を含む懸濁溶液内の腐食層の調査は,生物活性(ATPレベル及び生菌細胞数の割合)はこの処理で大幅に減少し,生物膜中の微生物に対するFNAの殺菌効果を立証した。その効果を検証するには現場試験がなお必要であるが,FNA噴霧が下水管の腐食を低減する非常に安価で効果的な方法であることが実証された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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下水道,下水管渠付属設備  ,  腐食 

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